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いま、最高の一本に出会える

左から相葉雅紀、松本潤、大野智、櫻井翔、二宮和也。

嵐が活動休止を発表、大野智「見たことのない景色を見てみたい」

ナタリー

19/1/28(月) 1:24

2020年12月31日をもって活動休止することを発表した嵐が、昨日1月27日に東京都内で会見を行い、メンバーの大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤が出席した。

昨日夕方、ジャニーズファンクラブサイトにて、メンバー個々のコメントと共に活動休止する旨をアナウンスした嵐。彼らはグループでの活動のほか、俳優としても精力的に活動し、大野はきだつよし演出による「プーシリーズ」、櫻井はジョーイ・マクニーリー演出「ビューティフル・ゲーム」、相葉は宮田慶子演出の「君と見る千の夢」、二宮は蜷川幸雄演出の「シブヤから遠く離れて」、松本は同じく蜷川による「あゝ、荒野」といった舞台作品に出演してきた。

会見冒頭では大野が「先ほど、ファンの皆様に向けてコメントを発表させていただきました。嵐は、2020年12月31日をもって活動を休止させていただくことになりました」と挨拶。記者から「この結論に至った経緯は?」と問われると、大野は「2017年6月中旬頃にメンバーに集まってもらって、自分の思いを伝えました。『自分の嵐としての活動を一旦終え、自由に活動してみたい』と伝え、何度も話し合いをして休止という結論に至りました」と真剣な表情で語る。さらに、「気持ちを伝えたあと、メンバー1人ひとりと会って、1人ひとりの気持ちを聞いて、5人で集まって何度も何度も話し合って、最終的に事務所の方を交えて話し合って。2018年2月に事務所の方に説明して、2018年6月に(活動休止を)決断しました」と補足した。

自分の気持ちを伝えた当初は事務所を退所することも考えていたという大野だが、メンバーやスタッフと話し合う中でグループの活動休止という結論に至ったと説明。21年以降の活動については「具体的に何がしたいかは決まっていないのですが、この世界を一度離れて、見たことのない景色を見てみたい。普通の生活というのはこの世界に入ってから経験がないので興味がある」と述べる。また嵐の活動再開時期について問われた際、大野が言い淀むと、メンバーが「全然決まってないでしょ?」とツッコミを入れ、会場の空気を和らげた。

「解散ではないのか?」という質問に対して、松本は「解散ではありません」と否定。櫻井は、大野からメールをもらったときのことを振り返り、「相談というよりも意思が固まっているというニュアンスでした。誰かの1人の思いで嵐の将来を決めることは難しいだろうなと思うと同時に、ほかの何人かの思いで1人の人生を縛ることはできないし、どれだけ時間をかけても、全員が納得する着地点を探さないといけない。それは僕の役割だろうな、と」と力強く語り、二宮は17年に大野から思いを聞かされた際の心境について、「衝撃でした」と明かすと共に、「4人でも6人でも嵐じゃないと思ってるし、5人でなきゃ嵐じゃないだろうと。5人じゃなきゃ100%のパフォーマンスはできない」と述べる。また松本は「グループ活動というのは、メンバーの強い意思があって初めて続けられるものだと思いました」「僕はリーダーの話を聞いたとき、驚きはしませんでした。みんなでいろいろ話をする中でこれからのことを考えたときに、2020年で区切りをつけるのがベストなんじゃないかと思いました」とコメント。相葉は「最初聞いたときはひっくり返りましたね。まさか!と。リーダーと話して、どうにか嵐を続けられる方法はないのかなと伝えました」と振り返り、「ちょっとでも同じ方向を向いていないリーダーを、ずっと付き合わせるのは違うなと思いましたし、そこで1人欠けてしまっては難しいので、リーダーの意見に納得して進めようということになりました」と語った。

大野は意見を受け入れてくれたメンバーに対して、「正直申し訳ない気持ちが強い」と述べ、「『1人欠けては嵐ではない』というのが5人の心の中にあって。2020年まで毎日大切に走っていこうと思いましたね」とコメント。大野の意見を踏まえつつも、メンバー間でそれぞれ意見は異なったようで、二宮は「反対というか、『続けられませんか?』とリーダーに伝えました」と語り、櫻井は「賛成・反対でパキッて分かれるのは難しかったですね。それぞれの気持ちがあるので。引き止めようとした人もいれば、気持ちを理解してその方向でいこうって人もいるでしょうし……」と言葉を濁した。

さらに櫻井は「みんなの思いをきちんと同じところに着地させることに時間がかかりましたが、20年以上一緒にいるので、互いが互いを尊重し、『そんな馬鹿な話はないわ』と机をひっくり返す人はいませんでした」と長年の付き合いの中で築いてきた関係性について言及。これを受け相葉は、仲が悪くなったわけではないことを強調し、「話し合いをする中で絆が深まっていった」とアピールした。

「話し合った際に印象的だったメンバーの言葉や態度は?」と大野に質問が飛ぶと、ほかのメンバーが「覚えてる?」「ランキング形式でもいいよ?」と茶々を入れる場面も。この質問に対し、大野は「活動休止が決まって、メンバーから『最後まで笑っていよう』と言われたときはヤバかったですね。申し訳ない気持ちがある中で、なんて人たちだろう……嵐でよかったなって。言葉にならなかったですね」と述懐した。

21年以降の活動について、相葉が「今、決まってることを決められた時間の中で精一杯やってどう思うかですね。お休みする予定はないです」と回答する一方で、松本は「今までやってこられなかったことにチャレンジできるタイミングになると思います」「2020年まで、5人とファンのみんなで楽しい時間を過ごせるように考えることが、今からすることかな」とコメント。櫻井は「2020年12月31日のことまでしか頭になくて、その先どうするかは想像できていないです」、二宮は「2021年以降のことは何も考えていないです。2020年のケツのケツまで5人で活動できることが幸せなことで喜びなので、まずは応援してくださっている皆さんとその時間を共有しながら、1秒でも長く思い出を作っていきたいなということしか考えていません」と回答した。

ファンへのメッセージを求められたメンバーは5人それぞれに回答。大野は「いろいろな感情があると思うのですが、(活動休止までの)2年間でファンの方に感謝を返していける方法を考えています」、松本は「僕ら自身も前向きに毎日を過ごしていけたらと思います。僕らがバラエティ番組に出たときの空気を見れば安心していただけるのかな」、櫻井は「嵐ではないと叶えられない夢があるし、嵐でないと見られない景色が山ほどあるので、ファンの皆さんも一緒にその景色を見るために走っていただけたら」、相葉は「見てくださる皆さんを楽しませることに全力を尽くして、これからの2年間がんばります」と述べる。二宮はファンを混乱させたことを謝罪し、「みんなで楽しむためにもファンの子たちと向き合って、僕たちらしく『嵐っていいな』って思ってもらえる2年間にしたいです」と真摯に述べた。

「休止期間に英気を養ったら、また嵐を巻き起こす姿は見られますか?」という質問に相葉は「僕はデビューのときに世界中に嵐を巻き起こしたいと言ったんですが、まだ巻き起こしていないので。リーダーが同じ方向を向いてくれたときには……巻き起こすでいいんだよね?」と大野に視線を送る。これを受け、大野は「嵐を巻き起こしちゃいますか」と返して会見場を笑いで包んだ。さらに大野は、休止期間中の動きについて言及。「ビジュアルだったり、体型だったりはキープしていこうと思います。テレビに出なくなるといきなり老け込んだりするので、4人以上に気を付けて休みたいと思います」と語りメンバーを笑わせた。

会見の終盤で5人は、それぞれの自宅でも話し合いが行われたことを振り返り、櫻井は「嵐がうちに来ると緊張するんですよ。何の飲み物を出せばいいのかとか……」とユーモアを交えつつ、「今回のことを経て、絆は過去最大に太くなっていると思います」と力強く語る。そして最後にメンバー1人ひとりが挨拶。まず相葉が「僕は、この4人に出会えたことに本当に感謝しています。ファンの皆さんにはいろんな景色を見せていただきました。ありがとうございました。あとの2年間、全力で楽しんでいただけるようがんばりますので、最後まで嵐をよろしくお願いします」と語り、松本は「今、直接お伝えしたことがファンの皆さんにきちんと届いたらいいなと思います。僕たちは、いろいろなことを話し合った末に決断しました。その中で一番強く思うのは、5人が嵐を好きだということ。その思いを持って活動していきます」とコメント。大野は「たくさんの方を驚かせて申し訳ない気持ちです。本当に何度も何度も5人で話し合った結果です。残りの約2年、嵐でできること、僕個人でもできることを考えながら、嵐として走り抜けたいと思います」と挨拶し、櫻井は「これから2年、駆け抜けていきます。同じ夢、同じ景色を見て一緒に走っていけたらなと思います」と述べる。最後に二宮が「この20年間やってきたことが嘘にならないように、嵐らしく、5人で皆さんと思い出を作っていけたらと思っております。全力で1つひとつの仕事に向き合って、自分たちらしい形を残していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします」と語り、約1時間20分におよぶ会見を締めくくった。

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