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吉田山田(撮影:岩崎真子)

吉田山田、ご褒美の1日「吉田山田祭り」今年も大盛況で幕

ナタリー

18/8/20(月) 16:44

吉田山田が昨日8月19日に東京・上野水上音楽堂にてライブイベント「吉田山田祭り2018」を開催した。

「吉田山田祭り」は、吉田山田の2人が毎年8月に開催している恒例のライブイベント。涼やかな風が吹き抜ける野外の会場で彼らは2部制のライブを展開し、集まったオーディエンスを大いに盛り上げた。

開演時間となる17時を知らせるチャイムの音が聴こえてくると、ステージにバンドメンバーが登場。続いて赤い法被に身を包んだ吉田山田が姿を現し、ライブの定番曲「魔法のような」で祭りをスタートさせる。山田義孝(Vo)は早くも客席に降りていき、ファンの目の前で歌声を聴かせてオーディエンスを大いに盛り上げた。1曲歌い終えたところで最初のMCへ。昨年の「吉田山田祭り」の1曲目で山田が歌詞を飛ばしてしまったことを示唆しながら吉田結威(G, Vo)が「山田が歌詞を飛ばさないで歌えました!」と叫ぶと、客席からは盛大な拍手喝采が上がった。さらに吉田は「今日はご褒美だと思って、楽しい1日を過ごしたい」と、この日のライブを楽しみにしていたことを語った。2曲目「新しい世界へ」の歌唱中には山田が歌詞を間違えてしまい、ステージ上で崩れ落ちるひと幕も。オーディエンスはそんなアクシデントすら楽しんでいるようで、笑顔でステージ上に声援を送っていた。

「OK」では来場者が入場時に配布された「OK」と書かれたうちわを高く掲げ、赤いうちわが一斉に揺れる景色が広がる。山田は「なんかもうエンディングみたいだな」と感嘆の声を上げた。ここで2人はオーディエンスに着席を要求。自らも椅子に腰かけると、吉田山田の2人にキーボーディストとバイオリニストを加えた編成で「カシスオレンジ」「キミに会いたいな」の2曲を披露した。セミの鳴き声が聞こえてくる中でしっとりと歌を届けた山田は「空の見える場所でバラードを歌うのが好き」と話し、演者自身も野外ライブを楽しんでいる様子を窺わせた。

10月31日にニューアルバム「欲望」をリリースすることを改めてファンに伝えた彼らは、2019年10月のデビュー10周年に向けて「いい欲望が湧いてきている」と発言。さらにアルバムから新曲「拝啓」を披露し、新作への期待感を煽った。山田は「もうすぐ10周年。いろんな出会いと別れがあったけど、いくつになっても別れには慣れません」としみじみ語り、出会いと別れが歌われた楽曲「ハローグッバイ」を歌唱した。9曲を歌い終えたところでイベントの1部が終了し、2人は深々とお辞儀をしてステージをあとにした。

休憩に入ると、吉田山田がTBSラジオで放送中の「吉田山田のポッとでなふたり」のスタッフと共に作ったというラジオ番組風の音声が会場内に流れ始める。吉田扮する“パイナポー吉田”がパーソナリティを務めるこの番組では、山田が拙い英語でライブのグッズを紹介するコーナーなどが展開された。番組の最後で「虹の砂」の曲振りが行われると、ステージ上に吉田山田とバンドメンバーが登場。「虹の砂」の演奏で2部のライブがスタートした。ここではひさびさにライブで披露された楽曲「カケラ」を始めとした、ミドルテンポのナンバーでしっかりと歌を聴かせていった彼ら。代表曲の1つ「日々」の演奏に入ると、観客は吉田山田の演奏に耳を傾けながら体を揺らし、2人が生み出す豊かなハーモニーを堪能していた。

2部のMCでは再び新作「欲望」に関する話題になり、吉田は「いい曲ができている」と制作の手応えを明かす。2人は、中でも吉田が太鼓判を押す山田制作のナンバー「COLOR」をライブで初披露。歌唱中、歌詞に出てくる色に合わせて照明の色が変化し、サビでは色とりどりのライトがステージをカラフルに彩った。

ライブ終盤「こっから飛ばしていくぜ!」と宣言した吉田山田は「未来」「イッパツ」とアッパーチューンを連投。客席に降りていき、ファンとハイタッチをしながら歌を届けた彼らは、客席の子供を抱きかかえてステージに戻るなど、オーディエンスを巻き込んだパフォーマンスで会場内を盛り上げていく。ファンの温かなリアクションに感極まった吉田は「すげえ感動した。やっててよかった」とひと言。さらに「今までの約束とか、後悔が報われた気がします。本当にありがとう」と感謝の言葉を口にした。

吉田の「もうちょっと盛り上がってもらえますか? NOですか? YESですか?」という呼びかけに対し、盛大な「YES」の返事が上がると、ライブの鉄板曲「YES!!!」のパフォーマンスへ。サビでは「YES!YES!YES!」のシンガロングが響きわたり、観客のテンションはどんどん高まっていく。残り1曲になると吉田は名残惜しそうにしながら「今年もこの時間がやってきちゃいましたね」とコメント。彼がバチを手にして和太鼓を叩く中、山田は「ワッショイワッショイ」のコール&レスポンスを煽り、会場内のお祭り気分は最高潮に。最後の曲「夏のペダル(祭りver)」を歌い終えた2人はアウトロで向かい合って和太鼓を叩き、ポーズを決めて今年の「吉田山田祭り」をフィナーレに導いた。

吉田山田「吉田山田祭り2018」2018年8月19日 上野水上音楽堂 セットリスト

1部

01. 魔法のような
02. 新しい世界へ
03. RAIN
04. OK
05. カシスオレンジ
06. キミに会いたいな
07. Today,Tonight
08. 拝啓
09. ハローグッバイ

2部

10. 虹の砂
11. カシオペア
12. カケラ
13. 僕らのためのストーリー
14. 日々
15. COLOR
16. もし
17. 未来
18. イッパツ
19. YES!!!
20. 夏のペダル(祭りver)

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