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「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」の様子。 (c)NMB48

山本彩、みるきーら卒業1期生も勢ぞろいした卒コンで「NMB48は私の青春でした!」

ナタリー

18/10/28(日) 6:00

NMB48の山本彩の卒業コンサート「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」が昨日10月27日に大阪・万博記念公園 東の広場にて行われた。

数日前まで雨の予報だったにも関わらず、見事な晴天に恵まれたこの日。開演前には会場内のスクリーンに山本彩の卒業シングルとなった「僕だって泣いちゃうよ」の表題曲のミュージックビデオや、過去の写真などが映し出されていた。そして山本彩本人による影アナ、彼女の17歳からこれまでを振り返る映像の上映のあと、白を基調にした衣装に身を包んだ山本彩が会場後方に用意されたステージに登場。彼女は優しい笑みを浮かべながらゆっくりと花道を進み、ライブをスタートさせる。1曲目に選ばれたのはNMB48初のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」のために書き下ろされた「初めての星」。彼女のアカペラから始まり徐々にメンバーが加わっていくという、壮大なライブの幕開けとなった。その後「ワロタピーポー」「イビサガール」といったシングル曲やNMB48のデビューシングル「絶滅黒髪少女」が続けられ、観客はヒートアップしていった。

ステージに山本のソロ活動を支えるバンド・チームSYが現れると、山本彩はバンドの演奏に乗せて「ジャングルジム」「抱きしめたいけど」とソロ曲を続ける。山本彩が作曲した「孤独ギター」と「HA!」では彼女もエレキギターをかき鳴らし、エモーショナルなプレイでファンを魅了した。「結晶」から始まったブロックでは「最後のカタルシス」や「星空のキャラバン」といったメッセージ性の強いナンバーが並ぶ。「夢は逃げない」では山本彩が研究生メンバーと共にパフォーマンス。後輩たちへの叱咤激励のようなステージングとなった。

中盤のユニットコーナーでは卒業生が続々と登場しファンを驚かせる。「俺らとは」ではユニット“俺ら”のメンバーである小笠原茉由、三秋里歩、岸野里香、山口夕輝が、次曲「プライオリティー」では百花が登場。さらに百花と太田夢莉が中心となって“百合寸劇”が展開されると、女性専用エリアからは悲鳴のような黄色い歓声が上がった。さらにAKB48の横山由依からのビデオメッセージに続き、山本彩と同期の山田菜々からもメッセージが。と思いきや、山田が身を潜めていたバンの扉を山本彩が開き、2人で「太宰治を読んだか?」を披露した。その直後「僕はいない」のイントロが流れると同時にステージに登場したのは渡辺美優紀。みるきーの登場にはファンはもちろん、メンバーも感激を隠しきれない様子を見せていた。

選抜メンバーで「カモネギックス」「甘噛み姫」、現役全メンバーで「北川謙二」「僕らのユリイカ」とシングル曲を届けたあと、山本彩の「これが最後の曲です。受け取ってください」との紹介から始まったのは「ずっと ずっと」。メンバーが「ずっとずっと そばにいたいよ」という歌詞を噛みしめるように歌い上げると、上空には大きな花火が打ち上げられ、山本彩は「空もお祝いしてくれてる」と微笑んでいた。

“さやかコール”を受け、ほどなくステージに戻ってきた山本彩はアンコール1曲目としてソロ曲「忘れて欲しい」をパフォーマンス。ハスキーな中低音と伸びやかなハイトーンボイスを見事に使い分けるなど、その歌唱力を惜しみなく発揮した。ソロ曲を歌い終えた彼女のもとに白間美瑠、吉田朱里、川上礼奈の現役メンバーと上西恵、門脇佳奈子といった卒業生をあわせた1期生メンバーが集まり、「卒業旅行」「三日月の背中」を続ける。同期に囲まれた山本彩は安心した様子で、うっすらと瞳を潤ませていた。その後、山本彩は「卒業生のみんなと歌えるのもうれしいですが、今いる現役メンバー全員であの曲を歌わせていただきたいと思います!」と声を上げ、現役メンバーと共に最新シングルの表題曲「僕だって泣いちゃうよ」をパフォーマンス。そして「NMB48は私の青春でした!」と叫んでラストナンバー「青春のラップタイム」を披露し、花道に並んだメンバー全員とハイタッチを交わした。

最後、ステージに1人残った山本彩は「メンバーが好きだから、グループが好きだから、8年間は本当に最高でした。これからのNMB48は、昔とも今とも違ういいグループになっていくと思います。私ももっともっと精進して、自分に厳しく、皆さんを幸せにしていけるように!」と語ると、ステージ後方のゲートの扉に向かいステージから去った。同時に会場内のスクリーンにはメンバー直筆の山本彩へのメッセージが流れ、コンサートは終幕した。

なお山本彩はアンコール前のMCで「最後にこんなに素晴らしいステージを用意していただいて、本当にありがたく思います。NMB48での日々は、1日1日、一瞬一瞬が本当に色濃くて、気付いたら8年が経っていました。私は、前から歌うことを仕事にしたいと思っていましたが、チャンスをつかめずに挫折をして、一度その夢を手放していました。でももう一度私に歌うことを許してくれたのがNMB48でした。だから、この8年はNMB48にすべてを捧げて生きてきました。それはグループに対する責任感だけじゃなくて、自分の意思として、やりたいから、NMB48が大好きで大切で何よりも守りたかったからです。この8年間は、楽しいことだけじゃなくてつぶれそうになるぐらいつらいこともあったんですが、いつも耳を傾けてついてきてくれたメンバー、ケンカをしながらも味方でいてくれたマネージャーさんやスタッフさん。そして、いつも応援してくれたファンの皆さん。感謝してもしきれない気持ちで胸がいっぱいです。これからの私の人生をかけて、恩返しをさせてください。私は、NMB48に入って本当によかったです。心からそう思っています。卒業してからも、今いるメンバーの道しるべとなるように。これからも山本彩、そしてNMB48に期待してください」と思いの丈を語っていた。

NMB48「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」
2018年10月27日 万博記念公園 東の広場 セットリスト

・OVERTURE
01. 初めての星
02. 転がる石になれ
03. ワロタピーポー
04. イビサガール
05. ナギイチ
06. 絶滅黒髪少女
07. RESET
08. 約束よ
09. ジャングルジム
10. 抱きしめたいけど
11. 孤独ギター
12. HA!
13. 結晶
14. 最後のカタルシス
15. 星空のキャラバン
16. 365日の紙飛行機
17. 夢は逃げない
18. Bird
19. Blue rose
20. 嘘の天秤
21. 野蛮な求愛
22. 友達
23. 俺らとは
24. プライオリティー
25. 太宰治を読んだか?
26. 僕はいない
27. カモネギックス
28. 甘噛み姫
29. 北川謙二
30. 僕らのユリイカ
31. ずっと ずっと
<アンコール>
32. 忘れて欲しい
33. 卒業旅行
34. 三日月の背中
35. 僕だって泣いちゃうよ
36. 青春のラップタイム

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