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関西ジャニーズJr.の未来に夢を見たくなるーーそれぞれの道を歩み始めた密着ドキュメンタリー第4回

リアルサウンド

19/3/4(月) 7:00

 学校や会社など、様々な場所を卒業する別れの季節。関西ジャニーズJr.たちにも別れの時が訪れていた。

(関連:関ジャニ∞ 大倉忠義、横山裕、村上信五……関西ジャニーズJr.プロデュースで発揮する手腕

 関西ジャニーズJr.に密着した連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)の第4回目が、3月1日に放送された。「はじめまして、関西ジャニーズJr.です!」の最終回となる「episode4 Our dreams」は、1月3日と4日に大阪城ホールで行なわれた『関西ジャニーズJr. LIVE 2019 Happy 2 year!!~今年も関ジュとChu Year』の舞台裏に密着。最終公演で彼らが流していた涙の裏側に迫っている。

 大阪城ホールはジャニーズのデビュー組も多くコンサートを行なっている、ジュニアにとって憧れの場所だ。普段1000人規模の会場での公演が多い彼らにとって、1万6000人規模の会場に立てることは緊張よりもワクワクが勝るのだろう。いつも以上に目が輝いている。さらに、今回はコンサートのオープニング映像も制作。ジャニーズJr.歴12年の向井康二も「贅沢ですよね、オープニング映像を撮れるのは」としみじみ語っていた。また、なにわ男子の新曲用衣装も用意。豪華な真新しい衣装に、メンバーの長尾謙杜もニコニコ顔だ。

 なにわ男子・西畑大吾は同番組内でこう語った。「ジャニーズWESTさんが(デビューで)抜けた時には、ファンの人から焼け野原って言われてましたからね。(King & Princeの)平野(紫耀)も永瀬(廉)も東京に行って、その時は焼け野原って言われていたぐらいやばかったです」。そんな時代を経験してきた今の関西ジャニーズJr.だからこそ、大阪城ホールでのコンサートに期待に胸を膨らませているのだ。

 本番を2日後に控えた元旦に行なわれたリハーサル。そこには、彼らをプロデュースする関ジャニ∞・大倉忠義と横山裕の姿があった。ジュニアたちにとって一世一代の晴れ舞台とあり、2人も熱いアドバイスをし、檄を飛ばす。「怒る」という行動は非常にパワーを使う。どうでもいい相手には怒ることすらしないはずだ。だからこそ大倉、横山を見ていると、彼らが関西ジャニーズJr.たちにどれだけ期待しているかが手に取るように分かる。そんな先輩の姿に影響を受けたのか、いつも穏やかな西畑も研修生に厳しい言葉をかけていた。全員が「このコンサートを絶対に成功させたい」と強く思っているのだろう。

 そんな中、今回のコンサートに対してまた別の気持ちを抱いていた2人がいた。関西ジャニーズJr.の年長組、向井康二と室龍太だ。実は向井は東京のジャニーズJr.内ユニット、Snow Manへの加入、室は俳優の道に進むことをそれぞれ決意していたのだった。つまり、大阪城ホール2DAYSは彼らにとって関西ジャニーズJr.としての最後のコンサート。向井は「ファンの皆さんはどこにいても応援してくれると思うので。期待に答えたい。関西ジャニーズJr.にも良い刺激を与えたいですね」と前向きなコメントをしていたが、まだメンバーには東京行きを言えないでいた。

 コンサート当日。幕があがると自分たちの曲、先輩たちの曲を次々と披露。さらにバラエティコーナーも大盛り上がりだ。関西ジャニーズJr.が目指す「ファンの誰もが楽しめるコンサート、メンバー全員が輝けるコンサート」になっていることは間違い。そして迎えた最終公演。この日、向井の東京行きがメンバーに伝えられたという。向井と西畑がなにか話をした後に握手をしてそれぞれの持ち場に向かうシーン、室と向井が「最後(の公演)ですからね」とステージ上で挨拶をしているシーン……。別れの時を彷彿させ、こみ上げてくるものがある。実際、ほとんどの関西ジャニーズJr.たちが涙を流していた。コンサートの最後は、関ジャニ∞・安田章大が提供した「My dreams」。〈流した涙が道固めて/また歩いていくんだよ〉〈果てしなく続く航海/一緒に進んでこう〉、そんな歌詞が向井と室へのエール、そして関西ジャニーズJr.たちの思いを表しているかのようだ。

 こうして大成功を収めた大阪城ホール2DAYS。番組最後、西畑は「次はデビューした時に密着してもらえるように」とカメラへ笑顔を向けていた。先輩2人との別れに胸を痛めつつも、立ち止まらず走り続けていくのだろう。そして、足を骨折をしてもなおリハーサルに駆けつけた大倉。登場の仕方や喋り方など細かな部分まで徹底的なアドバイスをしてきた横山。関西ジャニーズJr.たちと伴走してきたこの2人のように、我々はみな、関西ジャニーズJr.たちに夢を見たいのかもしれない。(高橋梓)

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