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チラ見するのが正しい鑑賞法である――「アイドルとおっぱい」に関する一考察

リアルサウンド

13/10/18(金) 8:00

 今回のテーマは「アイドルとおっぱい」です。

 みなさまご存じの通り、K-POPのアイドルグル―プの振付にはセクシーなものが多いですね。最近YouTubeで見たRainbowというユニットのダンスに衝撃を受けました。数年前のライブ映像なのですが、ホットパンツから伸びる美脚だけでなく、胸を強調したピタピタのタンクトップも扇情的で、何より胸板をシェイクしておっぱいを揺すりたてるような振付が強烈なのです。

Rainbow「A!」

 かつてKARAは「おしりダンス」で一世を風靡し、少女時代も長い脚とインパクトのある振付で有名になりましたが、日韓を問わず、その戦略を「おっぱい」にフォーカスしているアイドルはあまりいないように思います。

 ということで、秋の夜長、「アイドルとおっぱい」について考察しましょう。語られる機会の少ない「日本のアイドルのおっぱい」に焦点を当てたいと思います。

 まず、今をときめくAKBグループにおいて注目すべきおっぱいの持ち主は、NMB48の山本彩でしょう。今年の夏のシングル「僕らのユリイカ」のミュージック・ビデオでもパレオやフリルのないガチンコ・ビキニでセンターを務め、スレンダーな体躯と張りのある胸の曲線のギャップで圧倒的な存在感を見せつけました。AKBグループには大島優子、大場美奈、川栄李奈など美乳を誇るメンバーが多くいますし、SKE48の佐藤聖羅などはその深い胸の谷間をキャラクター化しています。しかし、「さや姉」こと山本彩が惜しげもなく見せる麗しいおっぱいの膨らみには、抗いがたい魅力があります。

 AKBに対抗すべくハロー!プロジェクトのおっぱいはどうでしょうか。最近の注目はなんといってもモーニング娘。の譜久村聖でしょう。ネット検索してみると「フクちゃんのFカップおっぱいが大暴れ」などとライブ動画に熱狂しているファンが多くいるようです。グループのフェロモン値を高めている譜久村聖のおっぱいは重要な戦力ですし、今後のモーニング娘。の楽曲の方向性にも影響を与えそうな予感がします。

 Berryz工房の最新曲「ROCKエロティック」における菅谷梨沙子も、楽曲のテーマに合わせるように豊満な乳房を濃厚にアピールしています。かつて絶世のロリータと激賞された彼女も19才。長身で知られる熊井友理奈や「ももち」こと嗣永桃子を擁するバラエティに富んだグループにおいて、女性らしさを担う存在になっているようです。

 ハロプロ系列のソロ・アイドル、吉川友のおっぱいも絶品です。整った容貌がアイドル界随一といわれる彼女ですが、グラビアで見せる乳房の膨らみはノーブルな表情に不釣合いなほど大きくて刺激的。この夏、キマグレンとの合体ユニット「きっかレン」が話題を呼びましたが、その妖艶な腰つきと愛おしいおっぱいの膨らみを見る限り、さらにブレイクするのびしろを感じます。

 ところで、今、日本で、篠崎愛を抜きにおっぱいを語ることはできません。彼女は大人気のグラビア・アイドルで、毎週多くの雑誌でキュートな水着姿を見せています。女性にも人気で、実際、私の同僚(32才OL、既婚、かなり美人)も「女性の芸能人でいちばん好きなのは篠崎愛ちゃん」と言い張ってDVDを何枚も買っています。グラビア・アイドルの歌手ユニットというと1999年に期間限定で活動したNITRO(優香、吉井怜、堀越のり、唐沢美帆)の鮮烈なおっぱい群を懐かしく思い出しますが、篠崎愛もAeLL.という4人組で活動しています。彼女の場合、ステージでは歌手に徹していて、その「おっぱいを安売りしない姿勢」にも好感が持てます。AeLL.のライブを初めて観たとき、「“篠崎愛とその他大勢”なんだろうな」という先入観を持っていたのですが、そんなことは全然なく、むしろ篠崎愛が屋台骨のボーカリストとして他のメンバーを支えているような好印象があり、「この人の魅力はおっぱいだけじゃないんだ!」と感動しました。とはいえ、その立派なおっぱいが実に蠱惑的であることは疑いようもなく、繰り返しになりますが、今、日本で、篠崎愛を抜きにおっぱいを語ることはできません。

 ここまで「おっぱい」「おっぱい」とたくさん書きましたが、ふと我に返ってみると「アイドルにはそれほどおっぱいは必要とされていないのではないか」という気がします。たとえば、3年連続でアッパーなサマー・ソングをリリースし、水着だらけのプロモーション・ビデオを公開しているSUPER☆GiRLS。どの映像も非常に爽快で可愛くて、もし私が男子高校生だったらスマホにダウンロードして授業中でも夢中で見ることでしょう。しかし、そんなSUPER☆GiRLSも「おっぱい」より「おしり」を強調していて、特に昨夏の「プリプリSUMMERキッス」の、ヒップをぷりぷりぷりぷりっと高速でシェイクする振付は象徴的だったといえます。おしりをぷりぷり振ることがこの楽曲のハイライトであり、タイトルにさえなっているのです。つまり、アイドル・ポップスの世界では「おっぱい」よりも「おしり」のほうがプライオリティが高いのでしょう。

 もはやアイドルとは呼びにくい存在ですが、Perfumeに「おっぱいの魅力」を求めているファンも稀有でしょう。Perfumeの人気にセクシャルな要因があるとすれば、それは脚です。「東京女子流にセクシーな振付がある」と話題になっても、それはおへそが見えたり見えなかったりするダンスで、決して彼女たちの膨らみかけの乳房に言及されることはありません。そんな話題は下劣で不埒で、下手すれば児童ポルノ規制に抵触するイリーガルな変態と思われかねません。

 つまり日本では、おしりや脚やおへそは「健康的なお色気」として認知されているものの、K-POPアイドルのようにおっぱいをぶるんぶるんと震わせるような振付は好まれないということでしょう。秘匿されたフェロモン、隠しきれない禁断の果実。アイドルのおっぱいは「見て見ないふり」をするのが正しく、それがおくゆかしい日本の作法ということではないでしょうか。

「日本一スカートの短いアイドル」を標榜していたスマイレージの最新映像をチェックしてみると、和田彩花がどうにも艶っぽくなっています。デビュー当時から変わらぬスラリとした長い脚に大人っぽい色香が加味され、心なしか胸の膨らみも豊かになったように見えます。気になる。あやちょのおっぱい、気になる。しかし、見て見ぬふりをしましょう。

 元祖巨乳アイドルとして80年代を席巻した河合奈保子の娘、kahoが11月27日に歌手としてデビューします。歴史的おっぱい遺伝子を受け継いだ彼女のバストサイズはいかほどのものでしょうか。これも気になる。河合奈保子の娘のおっぱい見たい。しかし、これも声高に騒ぐことなく、密やかにその成長を窃視するのがアイドル・ファンの由緒正しい視座といえるでしょう。

●プロフィール
山口真木(やまぐち・まき)
大阪出身の27才、OL。ポップスとロックと女の子をこよなく愛する。何かに毒づいてばかりの思春期まっただ中。「ニュース記事だと思って読んだらブログ以下だ」などといわれているこの連載ですが、今回は特にひどいです。ちなみに私自身はアンダー65のAカップです。文章だけじゃなく、おっぱいも貧相で、すみません。

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