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星野源、『未来のミライ』で声優としてもさらなる注目集めるか 細田守監督を参考にした役作りも

リアルサウンド

18/7/19(木) 7:00

 星野源がおとうさん役の声を務める映画『未来のミライ』が、7月20日より公開される。同作は細田守が監督を務め、上白石萌歌が4歳の男の子・くんちゃん役、黒木華が未来からやってきた少女・ミライちゃん役を担当している。音楽家、俳優、文筆家と様々な分野でエンターテインメントの第一線を走り続けている星野源が、今夏は声優として大きな注目を集めることなるだろう。

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 星野がアニメ映画で声優を務めるのは、『聖☆おにいさん』のブッダ役、『ちえりとチェリー』のチェリー役、『夜は短し歩けよ乙女』の先輩役に続き4度目。星野は“父親”というこれまでと異なる役柄の声を演じるにあたり、「センシティブな“おとうさん”の気持ちや、監督ご自身の言葉、それを話されているときの横顔が参考になりました」と監督自身を参考にしたと語っている(参考:「未来のミライ」星野源は細田守を参考に役作り、上白石萌歌は「冒険を楽しんで」/映画ナタリー)。

 細田の話し声は優しく落ち着いていて、聞き取りやすい。耳に馴染みやすく、安心する声だ。星野が演じたおとうさんの声は、そんな細田の声も意識しているかのようにも聞こえる。

 星野が演じるおとうさんは、抱っこが下手で失敗ばかり。完璧な父親像とは遠いが、だからこそ親近感が湧く存在だ。今や国民的シンガーと言っても過言ではないにも関わらず、ラジオやバラエティ番組を通じて“根暗”な部分をさらけ出したり、時には“下ネタ”も語るなど、親しみやすい一面を見せる星野とどこか似ているのかもしれない。

 また、細田監督作品と星野の歌詞の世界観にも共通点がある。「Family Song」で新しい家族の形を描いた星野は、『未来のミライ』について「『血がつながっていなくても家族になれる』。世界中で抱えている問題意識でもあると思います」「今回は『血がつながっている家族も、家族になることは大変だ』ということを描いてます。(細田監督の作品は)家族映画の最先端なんです」とコメント(参考:星野源が熱弁! 細田守監督の作品は「家族映画の最先端」/映画.com)。これまでも細田監督作品には宮崎あおいや役所広司などの俳優が起用され、話題を呼んできた。中でもこうした考え方を持つ星野は、より作品の世界、そしておとうさん役に深く入り込むことができるのだろう。

 星野は中学一年の時に初めて大声でセリフを言った際を振り返り、「胸がスカッとして、『俺これで生きられる!』と思った」と発言していた(参考:7月12日放送『ZIP!』)。星野にとって俳優や声優はまさしく天職だ。シンガーとしての地位を確立し、俳優としても認知度を高めている星野。彼の魅力の一つは、聞いている者に安心感を与える“声”だ。これまでの作品とはまた一味異なる星野の声が楽しめる『未来のミライ』は、子どもやその親世代にも声優としての実力を知らしめる作品になりそうだ。(村上夏菜)

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