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石原さとみ主演、吉田鋼太郎演出 長塚圭史作の舞台『アジアの女』9月上演

CINRA.NET

19/2/8(金) 12:04

舞台『アジアの女』が9月6日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

『アジアの女』は2006年に長塚圭史が手掛けた戯曲。今回は、これまで長塚作・演出の舞台に数多く出演してきた吉田鋼太郎が演出を手掛ける。

あらすじは、大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける元編集者の兄・晃郎と、かつて精神を病んでいた妹・麻希子のもとに、書けない作家・一ノ瀬が現れて晃郎に「物語を書かせろ」と迫る一方、麻希子は売春組織元締めの鳥居の誘いに乗り、生活のために働き出す、というもの。家を出る麻希子、出ることができない晃郎、麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬らの姿が描かれる。

主人公・麻希子役を演じるのは石原さとみ。兄・晃郎役を山内圭哉、麻希子に思いを寄せる巡査の村田役を矢本悠馬、鳥居役を水口早香、作家の一ノ瀬役を演出の吉田鋼太郎が演じる。石原と吉田は初共演となる。チケットは5月からホリプロオンラインチケットで先行予約を受け付け開始予定。詳細は後日発表される。

石原さとみのコメント

長塚圭史氏の5人芝居に挑戦する意気込み
吉田鋼太郎さんとご一緒させていただくことが決まり、作品選びをする中で、長塚圭史さんの戯曲『アジアの女』に巡り合いました。この舞台に出たい、このセリフを言いたい、このお芝居を勉強したい、この空気を味わいたい、という完全に欲の塊の作品です。
吉田さんに早くダメ出しされたい、山内さんと早く再会してじっくり作品の話をしたい、矢本悠馬さん水口早香さんとすぐにでもお会いして人柄を知りたい。この4人のお芝居を生で体感しただけで絶対に成長できると確信しているので、稽古はまだ先ですが早く挑戦したいというワクワクした前のめりの気持ちでいっぱいです。

吉田鋼太郎について
先日吉田さんとお会いした際、なんて言葉が的確でわかりやすく、あたたかく柔らかい方なんだと感激しました。
あぁこの方に指導していただけるんだぁ、吉田さんと一緒に舞台が経験できるんだぁ、と想像し、ただただ感動しました。

観客へのメッセージ
変わった危うい役柄なので毎日悩み苦しむ2ヶ月になる気がします。だからこそ、舞台がやっぱり好きだ、この学び多い時間が楽しくて仕方ない、と思える自分になることは間違いありません。
お客様に沢山の想像と深読みを楽しんでもらえるような空気や時間になりますように。
がんばります!

吉田鋼太郎のコメント

作家としても演出家としても俳優としても大変敬愛している演劇人、長塚圭史氏の作品『アジアの女』を演出し、また、出演させていただくことを大変光栄に思っております。そして、石原さとみという稀有な才能を持った女優を筆頭に素晴らしい俳優陣と仕事が出来ることがとても楽しみであり、また、重責であるとも感じております。
まずは、圭史に怒られないよう頑張らなくっちゃ。

石原さとみについて
世間一般的に正統派のイメージがあるとすれば、本当の彼女は決してそうではないような気がしています。極端に言えば、観客に憎まれるような、「石原さとみにこんな一面があったのか」と思わせるそんな彼女を観てみたいです。

長塚圭史のコメント

『アジアの女』がまさかこんな贅沢な形で再演する機会を得ようとは思ってもいませんでした。演出の鋼太郎さんを始め、石原さんや山内くんに13年前のこの作品を託せることが素直にとても嬉しいです。『アジアの女』は絶望の果ての、ですね。どうしたら無力な自分に期待できるのか。愚かな社会に期待できるのか。つまり人間どもに、それはやっぱり自分なのかもしれませんが、全ての愚か者たちに期待したくて紡いだ戯曲です。当時新国立劇場の芸術監督を務められていた栗山民也氏に、まだまとまり切らぬ新作の構想を四苦八苦しながら話したところ、ミヒャエル・エンデを薦めて頂きました。改めて読み直すと、そうした私の絶望が、希望の種に変わっていったのです。その片鱗さえ見られないのかもしれませんが、私の中ではものすごくミヒャエル・エンデな、もっと言いますと「モモ」や「サーカス物語」のようなところに著しく共感して書き上げた戯曲です。劇中の大地震は関東大震災をモチーフにしました。東日本の大震災が起きる前に書いた戯曲が、2019年にどう響くのか、とても楽しみです。

山内圭哉のコメント

吉田鋼太郎さんと共演させてもらってからというもの常に鋼太郎さんと芝居したい思うようになりました。そなもん二つ返事でやらせてもらいます。共演だけでなく演出も受けれるのですからそなもん金払てでもやらせてもらいます。で、元はと言えば鋼太郎さんと自分を引き合わせてくれたのは長塚でした。幸せな公演です。
大事に丁寧に演じたいと思います。劇場へお越し下さい。

矢本悠馬のコメント

俳優を始めて8年目、駆け出しの頃とても小さな役で舞台には出演したことはありますが、精神的に今回の作品は、舞台初挑戦というつもりで挑みたいと思ってます。
吉田鋼太郎さんとは映像のほうで同じ作品を何度も共演させてもらってますが、直接絡むことが一度もなかったので、ワクワクどきどきしています。そして、主演の石原さとみさん、可愛いすぎますよね。ワクワクどきどきしてます(笑)

水口早香のコメント

吉田鋼太郎さんや石原さとみさんをはじめ、憧れていた方たちとご一緒できることが未だ夢のようです。稽古初日には緊張も興奮もしていると思いますが、思い切り飛び込むつもりで、今の自分の全てを尽くしたいと思います。

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