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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「あまのがわ」完成披露試写会にて、左から柳喬之、生田智子、福地桃子、水野久美、古新舜、吉藤オリィ。

福地桃子が初主演作で「母への尊敬が生まれました」、柳喬之は“婿の気分”味わう

ナタリー

19/1/16(水) 21:00

「あまのがわ」の完成披露試写会が、本日1月16日に東京・神楽座で行われ、キャストの福地桃子、柳喬之、生田智子、水野久美、監督の古新舜が登壇した。

本作は母との関係がうまくいかず心を閉ざしてしまった女子高生・琴浦史織が、祖母の入院をきっかけに訪れた屋久島でロボット・星空(セイラ)との交流を通して新たな自分を見つけていくヒューマンドラマ。哀川翔の次女であり、本作で映画デビューを飾った福地は「とてもピュアで温かい作品になりました。初めて映画に関わって裏側を知り、いろんな方の思いが詰まった作品だなとうれしく思っています。背中を押してくれるような作品になったらいいなと思いを込めて、私たちもがんばっていきます」と初々しく誓った。

本作では母、娘、孫と3世代の女性たちを軸に物語が展開していく。福地は「お母さんって本当に大変なんだなあとか、この映画を通してお母さんへの尊敬が生まれました」としみじみ。史織の母役・生田は「愛情があるからこそ娘に対して怒ったりする。そのあたりの気持ちはよくわかるので、自分に重ね合わせながら演じました」と母としての目線で語る。

また実生活でも孫がいる水野が「孫が反抗期でしたが、(息子夫婦に)『好きなようにさせてあげなさい』と中和させる役目でした。『いつか自分にいいことが戻ってくるから!』ってね」と明かすと、福地は「水野さんには本当に元気をたくさんいただきました」と満面の笑みに。鹿児島出身の柳は「いつか地元で撮影するのが夢だったので本当にうれしかったです」と撮影を振り返りつつ、女性3人のやり取りを見ながら「うらやましい。お婿さんってこういう気持ちなのかなあ」とつぶやいて共演者たちを笑わせた。

自動車事故により肢体不自由となり、分身ロボット・OriHimeを使って社会とつながった番田雄太氏の実話をきっかけに生まれた本作。本日は会場に数台のOriHimeが設置され、会場に来ることのできない人々が遠隔操作で舞台挨拶を観覧した。また開発者である吉藤オリィもサプライズで登壇。最後の挨拶では、古新が「番田くんは『障害があってもできるよね』という男気のある人でした。欠けてることが駄目なんじゃない、成長してお互いに支え合っていく。自分の心が磨かれていけばそれが自然とできるという思いを映画に込めたつもりです」と熱弁した。

「あまのがわ」は、2月9日より東京・有楽町スバル座ほか全国で順次公開。

(c)あまのがわフィルムパートナーズ