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©2019「殺人鬼を飼う女」製作委員会

KADOKAWA×ハピネットの映画企画始動 第1弾は中田秀夫『殺人鬼を飼う女』

CINRA.NET

19/2/20(水) 17:18

映画制作プロジェクト『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』が始動。第1弾作品『殺人鬼を飼う女』が4月12日、第2弾作品『アンダー・ユア・ベッド』が今夏公開される。

『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』は、KADOKAWAとハピネットが「リミッターを外せ!」をコンセプトに立ち上げた共同企画。大石圭の同名小説を中田秀夫が映画化する『殺人鬼を飼う女』のあらすじは、幼少時に性的虐待を受けたことで解離性同一性障害を患い、直美、ゆかり、ハルという異なる人格と共存するキョウコが、ある出来事をきっかけに得体のしれない歪みを感じ始め、同時に彼女の周りで謎の死が相次ぐ、というものだ。

ギャルソンの主人公・キョウコ役に飛鳥凛がキャスティング。キョウコの別人格は異なる女優が演じ分け、キョウコを愛する同性愛者の直美役を大島正華、性に奔放なゆかり役を松山愛里、虐待された小学生のままのハル役を中谷仁美が演じる。またキョウコが憧れる小説家・田島冬樹役に水橋研二、キョウコの母役に根岸季衣がキャスティング。脚本を吉田香織、音楽を坂本秀一が手掛けた。

中田秀夫監督は「エロス(恋愛)+サスペンスという、私が追求し続けたいジャンルの組み合わせで、原作の世界観を守りつつ、どのように鋭角的な映画にできるかが私にとってのチャレンジでした」とコメント。飛鳥凛は「以前よりも、綺麗なうわべの部分だけでなく人間の本質をさらに追求することを念頭に置いて臨んだことで、自分の中の芝居の意識がより深いものになったのかなと。見せたくないような汚いところも沢山見せていると思います(笑)」と述べている。

発表とあわせてキービジュアルが公開。裸で抱き合うキャストの姿や、『私のなかの私』というタイトルの書籍、「快楽の人格四重奏。」というコピーなどが写し出されている。

また、同じく大石圭の同名小説が原作の『アンダー・ユア・ベッド』は、家族を含む全ての他人から存在を無視されてきた男が、悲惨な環境に置かれたある女性を救おうとする姿を描いた作品。『氷菓』『リアル鬼ごっこ』シリーズなどの安里麻里が監督を務める。

中田秀夫監督のコメント

「殺人鬼を飼う女」は、エロス(恋愛)+サスペンスという、私が追求し続けたいジャンルの組み合わせで、原作の世界観を守りつつ、どのように鋭角的な映画にできるかが私にとってのチャレンジでした。ラブシーンもクライマックスには男一人対女三人という場面があり、これもキャスト・スタッフと共に数日に渡る熱のこもったリハーサルを重ね、撮影に臨みました。
「ホワイトリリー」に引き続き飛鳥凛さんには、たいへん難しい役どころを演じていただき、危うさ、儚さと共に鬼気迫るヒロイン像を創り上げてくださったと思います。また、相手役の水橋研二さんにも繊細な作家役でありながら、アクションもの的な壮絶なラブシーンをお願いしました。松山愛里さん、中谷仁美さん、大島正華さんたちも肉体と精神をギリギリまで追い込まれた女性像たちを、そして根岸季衣さんには、映画「グロリア」を合言葉にこれぞ「鬼母」の極みを、堂々と演じていただきました。
自信作です。ご堪能いただければと願っております。

飛鳥凛のコメント

主人公のキョウコは、他にもいくつかの人格を内に秘めていて、その人格がいつ入れ替わるか予測できないという、非常に難解な役どころでした。キョウコ以外の3つの人格を、映画の中では別の女優さんたちが演じているのですが、1人の人間を4人で分けて演じるというところが複雑で、それぞれのキャラクターを掘り下げるディスカッションを4人で何度もしてから撮影に臨みました。
監督には「感情が内から湧き出るように!」「そこは獣のように!」など、かなり独特の表現で演出していただきました。中田監督の映画の主演を務めさせていただくのは二度目ですが「飛鳥さんは以前より芝居が好きになったよね!」と言われたのが嬉しかったです。もちろん元々芝居は好きですが、以前よりも、綺麗なうわべの部分だけでなく人間の本質をさらに追求することを念頭に置いて臨んだことで、自分の中の芝居の意識がより深いものになったのかなと。見せたくないような汚いところも沢山見せていると思います(笑)。今作は、自分の全てを注ぎ込んだ作品です。ぜひ沢山の方に見ていただけたら嬉しいです。

小林剛(KADOKAWA)、永田芳弘(ハピネット)のコメント

この度、KADOKAWAとハピネットはホラーやサスペンスといったジャンルで、特にエッジの立った作品を共同で開発、発信していくプロジェクトを立ち上げました。それがハイテンション・ムービー・プロジェクトです。第一弾として中田秀夫監督『殺人鬼を飼う女』、第二弾として安里麻里監督『アンダー・ユア・ベッド』を公開・リリース致します。コンセプトは“リミッターをはずせ”。クリエイターの皆さんにハイコンセプトな題材、内容を、思うままに作っていただく。映倫審査R-18指定も辞さず。そんな作品作りを目指していきます。閉塞したこの時代に鋭利な刃物の一刺しをする本シリーズ、ぜひご期待ください。

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