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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「37 Seconds」

オーディション勝ち抜いた脳性まひの女性が主演、「37 Seconds」制作開始

ナタリー

18/8/10(金) 13:12

サンダンス映画祭とNHKが主宰する脚本ワークショップの2016年度日本代表作品が「37 Seconds」として映画化。先天性脳性まひの23歳の女性・佳山明が主演を務める。

実写とマンガ表現を織り交ぜて構成される本作は、37秒間仮死状態で産まれたことが原因で脳性まひになった主人公・貴田夢馬の成長を描くストーリー。マンガ家のゴーストライターとして働きながら過保護な母・恭子と暮らしてきた夢馬が、ひょんなことから出会った人々との交流を通して未知の世界を切り開いていく。オーディションで選ばれた佳山が夢馬役で主演を務め、恭子役で「blank13」の神野三鈴が出演。南カリフォルニア大学で映画を学び、「Tsuyako」「A Better Tomorrow」といった短編を制作してきたHIKARIが監督と脚本を担当する。

佳山は「今でも障害をもった自分が映画の主人公になれるなんて信じられず、この機会を頂けたことに感謝でいっぱいです。撮影は不安もありますが楽しめるように頑張っていきたいです」とコメント。神野は「一人の女性が社会の中で親からも自立していく姿は障害あるなしに関わらず普遍的な私達の物語でもあると感じています」、HIKARIは「夢馬の女性としての成長と、ある一人の人間としてのディスカバリーの毎日に吸い込まれていく、そんな体験ができる作品に仕上がることを祈りつつ、撮影に挑みたいと思います」と述べている。

「37 Seconds」は現在撮影中。8月末にタイでクランクアップを迎え、2020年に公開される予定だ。

佳山明 コメント

今でも障害をもった自分が映画の主人公になれるなんて信じられず、この機会を頂けたことに感謝でいっぱいです。撮影は不安もありますが楽しめるように頑張っていきたいです。
HIKARI監督はじめ素敵な皆さんと映画作りを通して過ごす時間が楽しみで、何よりもとても幸せに思います。

神野三鈴 コメント

この作品に出会えたことを心から感謝しています。
毎日主人公を演じる佳山明さんと過ごす時間の中で、当たり前に過ごしていた世界を新しい視点でみつめる経験をしています。
そして一人の女性が社会の中で親からも自立していく姿は障害あるなしに関わらず普遍的な私達の物語でもあると感じています。
発見と理解、想像力、分かり合おうとぶつかるエネルギー。生命力溢れる人間の姿を生きたいと願っています。

HIKARI コメント

ある一つのインタビューからインスパイアされ生まれたこの作品は、初稿から現在に至るまで幾つもの変化がありました。その大きな一つは主人公の貴田夢馬です。元々は交通事故で下半身不随となった女性を描いていましたが、身体に障害を持つ女性たちからの一般オーディションで選ばれた佳山明さんは、先天性脳性麻痺の方でした。ストーリーはもちろん、明さんにあったカメラの動きや、新しい夢馬の描写の仕方などを一から描き直しました。
彼女に出会ってからは、私の毎日が学びの日となりました。それは映画を作るプロセスだけではなく、障害者と健常者の違いについて。それは本当に紙一重で、私たちが持つハートや想いは全く同じなんだということです。
主人公夢馬の女性としての成長と、ある一人の人間としてのディスカバリーの毎日に吸い込まれていく、そんな体験ができる作品に仕上がることを祈りつつ、撮影に挑みたいと思います。

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