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公園少女、メンバー7人の溢れ出す個性 日本初のファンミーティングを見て

リアルサウンド

19/4/27(土) 8:00

 去る4月21日、恵比寿ガーデンホールにて、公園少女のファンミーティング『GWSN OFFICIAL FANMEETING part one “groo my world”』 が開催された。公園少女は昨年デビューをした7人組のK-POPガールズグループ。日本人メンバーMIYA(ミヤ)の他に、韓国5人、台湾1人というグローバルなメンバーが揃っている。日本初のファンミーティングには多くのファンたちが集まった。今回は、そのイベントの様子をレポートしたい。

(関連:TWICE、NCT、IZ*ONE、公園少女……K-POPグループで活躍する日本人メンバーの変遷を追う

■7人の少女たちの個性が垣間見れたファンミーティング

 公園少女は、昨年9月に韓国でデビューを果たし、3月には2ndミニアルバム『THE PARK IN THE NIGHT part two』をリリースした。グループ名には「誰でも行くことができ、ヒーリングをし、夢を育てる “公園” という場所のように、音楽を通じて多くの者に夢と喜びを与えたい」という意味が込められている。ファンの名前は「公園にある木のように一緒に歩んでいってくれる存在」という意味で「Groo(グルー)」と名付けられている。

 恵比寿ガーデンホールに集まったファン=グルーたちの男女比率は半々といったところだろうか。韓国出身のガールズグループは女子の比率が高いことが多いが、公園少女は他のグループよりもさらに女性ファンが多いように感じた。

 定刻時間にステージにイベントMCを務める古家正亨氏が現れると、会場からは温かい拍手が起こった。そして、この日の記念すべき1曲目「Puzzle Moon」のパフォーマンスが始まった。この曲は、彼女たちのデビュー曲でもある。歌い終えると、「みなさん元気ですか?」というMIYAの一声からメンバーが揃って挨拶。各メンバーたちがそれぞれ日本語で挨拶をしていくと、ファンからは温かい声援と拍手が送られた。古家氏から「デビューしたばかりなのに日本語がうまい」と褒められ、メンバーたちがちょっと照れながら「そんなことないですよ」と話している姿が初々しかった。

 唯一の日本人メンバーであるMIYAが今回はMCで大活躍していたが、初めての日本での本格的なステージということで、とても緊張していたようだ。しかし、そんな中でも他の6人のメンバーを引っ張っていたのが印象的だった。

 ファンミーティングは、トークやゲームの合間にパフォーマンスが披露されるかたちで温かい雰囲気の中進行していった。特に絵が得意だというMIYAが出された課題に関する絵を描き、それを2人ずつに分かれたメンバーたちが当てるというゲームでは、それぞれのメンバーの個性が浮き彫りに。見ているファンにはわからなくても、MIYAが描いた絵をメンバーが一発で当てるなど、MIYAとメンバー間の信頼やチームワークを感じる瞬間もあった。

 中盤には「日本のファンへの特別なプレゼント」ということで、MIYAのソロダンスパフォーマンスも披露された。デビューする前は日本でK-POPのカバーダンスグループに所属し活躍していたというMIYAのダンスは、力強く、そして色気がある。中性的な華やかさを持つ彼女には終始目を惹きつけられた。

 グループでのパフォーマンスは、古家氏がとても好きだという大人っぽい雰囲気のある「Melting Point」や「YOLOWA」、そして3月に発売された2枚目のミニアルバム『THE PARK IN THE NIGHT part two』から「Tok Tok」を披露。彼女たちが持つ曲のバリエーションの豊かさを見せつけた。

 最後は、『THE PARK IN THE NIGHT part two』のリード曲「Pinky Star」をパフォーマンス。タイトルの「Pinky Star」は「小指(Pinky)」と「星(Star)」をかけ合わせた言葉で、「いつでも夢に走っていく」という意味が込められている。ダンスの振り付けにも星を表現したり、小指を使ったりと細かい仕草が目を引く。そして、わかりやすく耳に残るメロディがポイントだ。

 パフォーマンスが終わると、7人は集まったファンたちに挨拶、温かい歓声と拍手の中、ステージを後にした。

■公園少女が多くのガールズグループの中で注目される理由

 多くのガールズグループがデビューを果たす中、どのように個性をもたせていくかということは、どのグループにとっても大きな課題だろう。しかし、公園少女にとってMIYAという存在は非常に大きいように感じた。

 先にも書いたが、MIYAは日本においてK-POPのカバーダンスグループで長らく活躍してきた。彼女が所属したグループは、主にボーイズグループのカバーダンスを行ってきたが、それが中性的な彼女の個性を生み出してきたことは間違いないだろう。女性的な面を打ち出す韓国のガールズグループのメンバーが多い中で、彼女のような存在はとても目立つし、惹きつけられるものがある。実際のところ、今回のファンミーティングでもMIYAのコールは非常に多かったように思う。

 また、背が高い女性メンバーが多くいるK-POPガールズグループにおいて、公園少女には小柄なメンバー、ソリョンとソギョンがおり、彼女たちの個性を生かした、愛嬌のある天真爛漫な姿も非常に目を引いた。彼女たちの存在もまた、日本での人気を得る一つの切り札にもなりそうだ。

 他にも、公園少女にはクールなラップを披露するアン、大人っぽい雰囲気を持つミンジュ、ソソ、レナなど多様なキャラクターのメンバーが揃っている。イベント中に「違ったタイプの曲を通じて、新たな、違った魅力を伝えていきたい」と語っていたが、それぞれの魅力を発揮しながら、今後もいろんな一面を見せてくれることに期待したい。

 「皆さんの隣には公園少女がいることを忘れないでください。いつも隣にいてくれてありがとうございます!」と最後に挨拶をした公園少女。公園に咲く彼女たちを支えるグルーたちは、これからどんどん広がっていく。そんな未来を感じさせたイベントだった。(西門香央里)

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