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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

バッハ・コレギウム・ジャパンの「第九」 チラシ

第5回

水先案内人 田中泰 の 今年の「第九」これが面白い!

季節外れの1月公演ながら、この冬最大の話題を呼ぶ「第九」がこれだ!

全5回

18/12/6(木)

「第九」は12月に聴くもの!と固く信じている方にはちょっと意外な展開なのが、1月24日(木)に東京オペラシティで開催されるバッハ・コレギウム・ジャパンの「第九」公演だ。この連載でも何度も書いているように、そもそも「第九」が年末に集中して行われるのは日本独特の風習なのだから、普通に考えれば1月に「第九」公演があってもなんの不思議もない。にもかかわらず、正直なんとなく座りが悪く、尻のあたりがもぞもぞしてしまうのは、長年刷り込まれてきた(「第九」=「年末」)の構図なのだろう。

BCJ(c)Ronald Knapp

 とは言え、この1月の「第九」こそは、クラシックファンにとってこの冬一番の注目公演であることは間違いない。その理由は、今をときめく世界最高峰の古楽アンサンブル「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」が初めて「第九」を演奏するからだ。“古楽”というのは、ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750)などが活躍したバロック期など、西洋における「古い音楽」を意味する言葉で、特に作曲家が活躍した当時のオリジナル楽器を使用する演奏を指して用いられる音楽用語だ。つまり、ベートーヴェンが活躍していた当時のオリジナル楽器を使った「第九」が聴けるというのだから興味深い。クラシック界における“古楽ブーム”は年々加速していて今や大きな潮流となっている。その頂点に君臨する古楽アンサンブルBCJによる「第九」となれば、何をおいても聴きに行きたいところだ。

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