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STU48、AKB48劇場で2回目の出張公演 船上劇場に向けて成長みせるパフォーマンス力

リアルサウンド

18/8/13(月) 14:00

 STU48が、7月26日にAKB48劇場で『STU48 出張公演』を開催した。STU48は、今年1月にAKB48劇場で初めての出張公演を行っている。2度目となる今回の出張公演は、大阪・松下IMPホールを皮切りに、NGT48劇場、AKB48劇場、SKE48劇場、東京・ニコファーレ、NMB48劇場と各AKB48グループの劇場をメインに全6会場を巡る形式だ。

 2017年3月のグループ誕生から、瀬戸内海を主とした船上劇場での公演を目指してきたSTU48。今年4月には、船上劇場の外観がお披露目、船名も「STU48号」に決定し、出航の刻がいよいよ目前に迫っている。これまで出張公演自体は、NGT48やHKT48も行っているが、STU48の場合、劇場自体がまだ存在しないためファンに向けたライブ本数を増やすこと、船上劇場の公演に向けたライブの場数を踏むことなど、様々な意味合いが含まれている。

 出張公演に加えて、STU48は、瀬戸内7県を舞台にしたツアーを、昨年9月に『STU48瀬戸内7県ツアー 〜はじめまして、STU48です〜』、今年3月に『STU48瀬戸内7県ツアー〜陸上公演 2018〜』と開催してきた。公演の回数を増すのと比例して聞こえてくるSNSでの高評価を見ていたため、今回の取材では期待に胸踊らせて、AKB48劇場へと向かった。

 1時間半余りの公演の中で、筆者が最も驚いたのが公演前半のダンスチューンを軸としたセクションだった。坂道AKB「誰のことを一番 愛してる?」、SKE48「Darkness」、NGT48「暗闇求む」、NMB48「Don’t look back!」といったAKB48姉妹グループをメインとした4曲。激しい振り付けや複雑なポジションチェンジが特徴的な楽曲ばかりであり、特に「Don’t look back!」はNMB48の中でも屈指のダンスナンバー。一糸乱れぬパフォーマンスに、劇場には大きな拍手が鳴り響き、その後のMCに入る際のメンバーの肩を上げて吸う息遣いが、そのダンスの激しさを物語っていた。筆者がSTU48のライブを観たのは、昨年の『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』でのステージが初めてであったが、その頃と比べても見違えるほどに成長した彼女たちの姿に、船上劇場での公演が楽しみになった。

 セットリストにはほかにも、陸上公演から披露されているグループにぴったりのタイトルのAKB48「NEW SHIP」、乃木坂46「夏のFree&Easy」、NMB48「ナギイチ」、SKE48「ごめんね、SUMMER」、AKB48「真夏のSounds good !」といったサマーチューンのセクションを挟んだ。駆け出しのグループでまだ曲数自体が少ないため、ほか姉妹グループの楽曲を披露することは必然となってくるが、公演の幕開けとなった1stシングル表題曲「暗闇」やCGB41としてクリーム玄米ブランのCM曲でお馴染みの「夢力」、『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2018』でランクインしたファンにも人気の楽曲「思い出せてよかった」、爽やかな青春ソングでライブチューンとして浸透している「ペダルと車輪と来た道と」、そして公演のラストにはグループ初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」が披露された。

 この日は、入場の際にメンバーが歌詞を書いた「瀬戸内の声」の歌詞カードが配られ、ファンと一緒に歌う形でのパフォーマンスとなった。スローバラードで瀬戸内海を歌う歌詞は、瀬戸内7県を舞台に活動するSTU48としても大切な、グループを代表する楽曲である。AKB48劇場に響くその歌声を聞きながら思ったのは、船上劇場では瀬戸内の海を望みながらのパフォーマンスになるということ。「瀬戸内の声」のMVは、遠くの島々をバックに、海の水面が煌めく美しいロケーションでの映像だが、実際に見る瀬戸内海の景色では画面越しには伝わらない、息を飲む絶景を目の当たりにすることができる。平成30年7月豪雨による甚大な被害により、残念ながら目標としていた今夏のオープンは見送りなっているが、一日も早い船上劇場の出航を願うばかりだ。

(文=渡辺彰浩/©STU)

オフィシャルサイト

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