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JUJU、2つの“ルーツ”示した2018年 好評のアルバム2作品とライブから考える

リアルサウンド

18/12/14(金) 12:00

 JUJUのジャズアルバム第3弾『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』が12月17日付オリコン週間ジャズアルバムランキングで1位を獲得。iTunesジャズチャート等を含め第1弾から3作品連続で各ジャズジャンルチャート1位を記録し好評を博している。

 JUJUの類稀なる歌声でジャズのスタンダードナンバーの新たな魅力を引き出した本作は、15周年イヤーを飾るのにふさわしい1作。久保田利伸とのデュエットも実現するなど、JUJUの色気のある歌声を存分に引き出した、華やかで聴きごたえ抜群であると同時に、まさに“ボーカル表現のひとつの到達点を示した”ようなアルバムとなっている(参考:JUJU、初心者でも楽しめる“おいしい”ジャズアルバム 『DELICIOUS』シリーズ最新作を聞く)。

 また、JUJUは今年2月にオリジナルアルバム『I』もリリースしている。感動的なMVが話題となり、再生数756万回を突破(12月12日現在)した「東京」や、平井堅作詞作曲で吉田羊とのデュエット曲「かわいそうだよね (with HITSUJI)」、小田和正プロデュース曲「あなたがくれたもの」といった楽曲を収録した同作は、3月5日付のオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。

 音源のリリースのみならず、『I』発売後は大阪城ホール、日本武道館での追加公演を含む全国ツアー、ジャズアルバムリリース直前にはCOTTON CLUBでのプレミアムライブ、そして来春にはブルーノート東京での5日間10公演を開催するなど、ステージの大小問わず、精力的なライブ活動も目立つ。15周年を前にした今もなお、常に全力投球でリスナーを魅了し続けるJUJU。今年何度も彼女のライブに足を運び、当サイトでもレポートを執筆したライターの宮本英夫氏は「どんな会場でも全力で“JUJU”」だと評価し、「ルーツを表現する1年だった」と振り返る。

「『I』には都会で暮らす女性の物語を描いた「東京」をはじめ、東京で一人で暮らす女性を彷彿とさせる「Love Is Like」、現代的な日本の女性をイメージできる「かわいそうだよね」などが収録されており、同世代の共感を生む世界観がありました。サウンドとしては少し洋楽的な要素も取り入れながらも、とても“東京”的なアルバムという印象です」

 実際、JUJUはアルバム発売時の当サイトでのインタビューでも「JUJUというものにとっても、「東京」は一つのキーワードだったりする」「東京のおかげで、JUJUというものになれた」と語っていた。

 一方、『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』には、「New York New York」のほか、ニューヨーク時代からの盟友・久保田利伸とデュエットした「Englishman In New York (Duet with 久保田利伸)」などを収録しており、作品全体を通じて裏テーマだという“ニューヨーク”の空気が感じられる。宮本氏が「どちらのルーツも大事にしていることが『JUJU HALL TOUR 2018「I」』、COTTON CLUBでのプレミアムライブを通じてとても伝わってきました」と語っていたように、『JUJU HALL TOUR 2018「I」』でもジャズをフィーチャーしたコーナーがあり、「ジャズは、音楽の解釈が自由なんです」(参考:JUJU、さまざまな“アイ”の歌で最新作『I』の世界を再現 ドラマチックなホールツアーをレポート)、「ジャズは私(I)にとって自分を作るための重要なファクター」(参考:JUJU、アルバム『I』を巡る長い旅の終わり 吉田羊も登場した“JUJUの日”武道館公演)とジャズへの愛を述べる場面もあった。

 また、プレミアムライブでは「私の人生はジャズに支えられて、これからもたくさんのことを教えてもらうと思います」とジャズについて語る一方、アンコールでは都会の地下鉄(=メトロ)に初めて乗り、“大人”への一歩を踏み出すような東京メトロCMソング「メトロ」も披露(参考:JUJU、ジャズへの愛に満ちたプレミアムライブ 久保田利伸も登場した一夜をレポート)。同楽曲は松尾潔、小林武史によるコラボレーションとJUJU自身の歌声の魅力が詰まっており、幅広い層の共感を生んでいる(参考:JUJU、“ポップシーンの粋”結集した新曲 松尾 潔×小林武史による「メトロ」を聞く)。JUJUにとって、東京もニューヨークも、そしてポップスもジャズも、非常に重要な“ルーツ”なのだろう。

 2018年は改めて自身のルーツを示し、発売した2作品ともに同世代はもちろん、幅広いリスナーの支持を集めたJUJU。15周年に向け、その歌声やパフォーマンスはさらに磨きがかかっているように感じる。2019年も様々な形で、美しくスケール感のあるボーカルを聴かせてくれることだろう。

(文=村上夏菜)

■リリース情報
JAZZ ALBUM『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』
「Englishman In New York (Duet with 久保田利伸) 」「My Favorite Things」「Remember (The Good Times)」先行配信中
2018年12月5日(水)発売
¥3,240(税込)
<収録曲>
01. Remember (The Good Times)  
02. New York New York
03. Englishman In New York(Duet with 久保田利伸)
04. Fly Me To The Moon 
05. I Didn’t Know What Time It Was
06. Stolen Moments
07. Walk On By
08. Black Coffee
09. Besame Mucho
10. Smile
11. What A Wonderful World
12. Walk Between Raindrops
13. My Favorite Things 
14. メトロ / JUJU×松尾 潔×小林武史

JUJU 37th Single『メトロ』
2018年10月31日(水)発売
初回生産限定盤:¥2,000(税込) 
通常盤:¥1,280(税込) 
<収録曲>
1.メトロ / JUJU×松尾 潔×小林武史
2.Remember (The Good Times)
3.かわいそうだよね -solo version-
初回生産限定盤(LIVE DVD付)、CD収録曲共通

<DVD収録内容>
JUJU BIG BAND JAZZ LIVE “So Delicious, So Good”
-original song selection-
1.It’s A Jazz Thing!!
2.Infatuation
3.My Life
4.A Woman Needs Jazz

アルバム『I』
2018年2月21日(水)
初回生産限定盤(CD+DVD)4,104円(税込)
通常盤(CD)¥3,240円(税込)

<収録曲>
1.Love Is Like
2.いいわけ
3.かわいそうだよね (with HITSUJI)
4.東京
5.あの夜のふたり
6.RISKY
7.Let It Flow
8.Because of You
9.Roll the Dice
10.ウラハラ
11.believe believe
12.あなたがくれたもの
13.I

<初回限定盤DVD収録内容>
「-ジュジュ苑スペシャル-スナックJUJU アリーナツアー2017特別アンコール出店 at 横浜アリーナ」

シングル『東京』
2018年1月24日(水)
初回生産限定盤(CD+DVD)2,000円(税込)
通常盤(CD)1,280円(税込)

<収録曲>
1. 東京
2. ウラハラ
3. 藍
4. 東京 -Instrumental-

<初回限定盤DVD収録内容>
「JUJU HALL TOUR 2016 WHAT YOU WANT -4th selection-」
1. WITH YOU
2. Eternally
3. 奇跡を望むなら…
4. ありがとう

■関連リンク
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