Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「第15回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2018」オープニングセレモニーの様子。左からアルベルト・カレロ・ルゴ、阪本順治、オダギリジョー、アランチャ・エチェバリア。

オダギリジョーがラテンビート映画祭でキューバでの日々語る「生き方に影響受けた」

ナタリー

18/11/1(木) 20:25

「第15回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2018」が本日11月1日に東京・新宿バルト9にて開幕。オープニングセレモニーに「エルネスト」のキャストであるオダギリジョー、監督の阪本順治が出席した。

スペインやラテンアメリカの作品を紹介する同映画祭。今年は14作品がスクリーンにかけられる。日本とキューバの合作であり、チェ・ゲバラのゲリラ隊に参加した実在の日系人フレディ前村を主人公とする「エルネスト」。阪本は「軍事面での協力を仰ぐためにラウル・カストロ議長の許可が必要だったんですが、国のトップの許可が要るというのは今までの海外ロケでは経験がなかったです」と振り返る。さらに、「日本人スタッフ27人、キューバのスタッフ100人、日本の俳優はオダギリくん1人でした。キューバのスタッフとは毎朝ハグやチューをして撮影が始まるんです。つらい撮影もあったんですが、それに助けられましたね」とエピソードを披露した。

日本とキューバの違いを尋ねられるとオダギリは「日本では、お金や時間が社会をコントロールしているような気がするんです。でも、キューバの人はそういった物差しを持っていないかのようで、まったく違う心で生きているんだなと感じました。そういう国で何カ月か生活できたことで、自分の価値観や生き方にも大きな影響を受けました」としみじみと回想する。また劇中で披露したスペイン語について、オダギリは「先に言っておきますが、ボリビアなまりのスペイン語なんです。皆さんが僕のスペイン語をどう受け取るのか心配ですが……」と不安気な様子。その様子を見た阪本は「スペインの人には『わかりにくい』とも言われましたが、ボリビアで上映したときは本国の人が『完璧!』って言ってたから(笑)」とフォローした。

オープニングセレモニーには、「カルメン&ロラ」監督のアランチャ・エチェバリア、「アブラカダブラ」監督のパブロ・ベルヘル、「I Hate New York」監督のグスタボ・サンチェス、女優の東小雪も登壇した。エチェバリアは「伝えたいのは、愛には性も何も関係ないということ。初恋の気持ちを覚えている人はきっと本作を好きになってくれると思います」と、ベルヘルは「霊に憑かれた夫の妻が、本当の夫を取り戻すお話です。ホラーやコメディ、メロドラマもあるカクテルのような映画です」と作品を紹介する。サンチェスは「自分らしくあるために困難と闘い続けている4人の映画。この映画をニューヨークで上映したとき、ちょうどトランプ大統領が男性と女性以外の性別をなくそうという声明を出しました。私の映画が人の心を自由にしてくれればうれしいです」と思いを語った。

「第15回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2018」は11月11日まで新宿バルト9で開催。17日より大阪・梅田ブルク7、23日より神奈川・横浜ブルク13でも開催される。

Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play