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ソン・シギョン、SE7EN、DEAN、パク・ボゴム……人気と実力誇るK-POPソロシンガーの奥深さ

リアルサウンド

19/3/6(水) 7:00

 少女時代やKARAにはじまり、現在のBTSやTWICE、IZ*ONEに至るまで、K-POPといえばアイドルグループを自然に思い浮かべる人がほとんど。しかし、韓国にはアイドルに負けない人気と実力を誇るソロシンガーが少なくない。今回は、そういったK-POPのイメージとはまた違った面白さのある韓国男性ソロシンガーをご紹介したい。

(関連:人気俳優 パク・ボゴムの飾らない素顔と歌手としての顔 日本デビュー曲披露したファンミーティング

■甘くてあたたかい歌声でバラードの世界に酔いしれる

 韓国のソロシンガーといえばやはりバラード。甘くてやわらかい、あたたかみのある声で歌われる切ないラブソングは、女性のみならず男性までもが虜になるほど。韓国で有名なバラード歌手といえば映画『猟奇的な彼女』の挿入歌「I Believe」を歌った“バラードの皇帝”シン・スンフン、ドラマ『天国の階段』の挿入歌「ポゴシプタ~逢いたい」で大人気になったキム・ボムス、元祖“バラードの皇太子”チョ・ソンモなど、日本でも人気のシンガーが多数いる。

 中でも2017年に日本デビューしたソン・シギョンはSuper Juniorのキュヒョンと親交が深いこともあって、日本デビュー以前より知っていた人も多いのでは。186cmの高身長とやわらかいスマイル、高麗大学出身のインテリと、歌の実力以外にも非の打ち所がない彼だが、たまに飛び出す切れ味の鋭い毒舌も、彼の持ち味。そのギャップが癖になるというファンも多い。日本デビュー前から日本語の勉強にも熱心に取り組み、デビュー時にはすでに1人でラジオ番組のトークができるまでに。もちろん、日本語での歌唱もバッチリ。歌詞を大事にしたい人にとって、ソン・シギョンの日本語のバラードはとても心にしみるはずだ。

■1人で観客を魅了するパフォーマンス力を兼ね備えたシンガー

 メンバーの人数が10人を越えるグループも少なくないK-POP界だが、かつては1人で歌って踊るシンガーも多かった。2002年に韓国でデビューしたRain、2003年にデビューしたSE7ENは数多の芸能人を輩出してきたことで知られている安養芸術高等学校の先輩・後輩の仲でもあったが、芸能界デビューも1年差。また同じようにダンスが得意なソロシンガーという立ち位置でもあり、おたがい切磋琢磨して当時の韓国歌謡界を盛り上げた。Rainはデビュー当時からドラマにも多数出演しており、ドラマ『サンドゥ、学校へ行こう』(2003年)や『フルハウス』(2004年)などで人気が爆発。最近では映画『自転車王オム・ボクドン』の主演を務め、もはやシンガーというより俳優として認識している人のほうが多いかもしれない。一方のSE7ENも、2007年のドラマ『宮S -Secret Prince-』で俳優デビュー。最近ではミュージカルなどにも出演し、幅広い活躍を見せている。

 1人でハードなダンス曲を歌い、踊るためには、歌もダンスもどちらも完璧で、さらに息切れしない体力がいる。その上、大きいステージを埋めるには、実力だけではないオーラも必要。この2人はたった1人でアリーナクラスの会場を沸かせた、まさにトップクラスのシンガーと言える。この2人に続くような存在として、昨年日本デビューを果たしたばかりの17歳のソロシンガー・Samuelや、先日解散したWanna Oneからソロとしてデビューするであろうメンバーの今後に期待したい。

■ソウルフルなR&Bで圧倒される

 カルチャー的にアメリカの影響を強く受ける韓国では、R&Bも人気のジャンル。2002年にデビューしたフィソンは韓国R&Bの代表的な存在で、自身が標榜する“Real Slow”を、2017年に独立した際に自身の会社名と芸名にした。力強い歌声と魂を揺るがすシャウトが持ち味で、歌のうまいシンガーがこぞって彼を好きだというのもうなずける。

 現在このジャンルではDEANやCrushといった次世代のR&Bシンガーが続々と台頭している。DEANは昨年、冴えない日々の鬱屈とした感情を抱えたままやることもなくInstagramを眺めているという歌詞が共感を呼んだ「Instagram」が大ヒット。一方、CrushはZICOをフィーチャリングした「Cereal」が昨年夏に話題に。同世代シンガーの今後の活躍が楽しみだ。

■俳優だって歌いたい

 韓国ではドラマOSTが人気で、ドラマは見たことがなくてもその曲は知っている、という逆転現象が起きることがあるほど認知度が高い。歌い手も、デビューしたての新人歌手から有名なシンガー、アイドル、時には出演している俳優が歌うことも多く、俳優が歌手デビューするきっかけになったりもする。最近ではドラマ『雲が描いた月明り』で日本でも爆発的な人気を集めた俳優のパク・ボゴムが、ドラマOSTの曲の評判の高さから2018年に『星を見に行こう』というシングルをリリース。さらに、それがきっかけで日本で3月20日にシングル『Bloomin’』で歌手デビューするに至った。

 俳優が歌手としてデビューするケースは以前、チャン・グンソクがやはりドラマOSTから韓国でシングルをリリースし、それがきっかけで日本でも歌手デビューしたことがある。彼の場合はその後、TEAM Hというプロジェクトバンドを組み、日本の夏フェス・サマーソニック出演まで果たしている。

 俳優の場合は来日する機会が限られるけれど、歌手であればライブを観ることができるので、ファンにとってはうれしい。先日行われたパク・ボゴムのファンミーティングはさいたまスーパーアリーナが超満員になるほどの人気だったこともあり、今後の日本での活動にも期待したい。(尹秀姫)

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