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いま、最高の一本に出会える

「蝶のやうな私の郷愁」Aバージョン稽古の様子。左から内田亜希子、斉藤直樹。

松田正隆「蝶のやうな私の郷愁」を2バージョンで、荒井遼「生と死の物語に」

ナタリー

18/8/2(木) 12:58

「蝶のやうな私の郷愁」が、8月17日から22日まで東京・APOCシアターで上演される。

「蝶のやうな私の郷愁」は、1989年に初演され、翌99年に大きく改訂された松田正隆による戯曲。数々のペアで上演されてきた本作を、今回は荒井遼の演出により2バージョンで上演する。

アパートに暮らす夫婦の部屋の電気が台風の影響で消え、2人はろうそくを探し始める。そのとき妻は、とある“なつかしいもの”を発見し……。斉藤直樹と内田亜希子が出演するAバージョンは実験的な演出で、越塚学と牧野莉佳が出演するBバージョンは原作に近い心理劇的な演出で上演される予定だ。荒井は上演に際し「誰かを求める孤独な心と、生と死の物語にしたいと思っている」と構想を語っている。

荒井遼コメント

松田戯曲といえば、淡々とした日常の会話、畳や箪笥やお茶碗の世界が想像される。しかし、今回は少し違う世界観で展開出来ないかと考えている。直接的でない様々な描写や彼岸と此岸の行き来が描かれていることに心惹かれたからだ。誰かを求める孤独な心と、生と死の物語にしたいと思っている。

斉藤直樹コメント

蝶々って自分の行きたい場所に向かって飛べているのかなと思うことがあります。夫婦の日々の会話もそれと変わらないのかもしれないと戯曲を読んで感じました。日常と非日常の織りなす世界で、相手役の内田さんとお互いに任せあうことが出来たらいいと思っています。

内田亜希子コメント

見所は直樹さんのお茶目さです。それと全体に流れる、二人が抱える深い哀しみ、それでも日々は馬鹿みたいに笑えるんだというところ。現実とファンタジーが溶けあう瞬間は、ゾッとする様な美しさがあります。今生きていることを大切な人と分かち合いたくなる。

越塚学コメント

初めての二人芝居ということで、牧野さんとしか生み出せない空気感を創っていきたいです。個人的には生活感を大事にしつつも、悲壮感、切実さ、もどかしさを追求していきたいと思っています。ひと言で見所を伝えるのは難しいのですが、現実に悩み、理想に憧れるそんな夫婦の姿をぜひ楽しんでいただければと思います。

牧野莉佳コメント

この作品はある夫婦の日常を描いているのですが、2チームあって、ベースは同じでも夫婦にはいろんな形があると思っているので越塚さんと私にしか出来ない夫婦の形、空気感を作っていけたらと思っています!是非、2version見て演出の違いも楽しんで頂けたら嬉しいです。

「蝶のやうな私の郷愁」

2018年8月17日(金)~22日(水)
東京都 APOCシアター

作:松田正隆
演出:荒井遼
出演:(Aバージョン)斉藤直樹、内田亜希子 / (Bバージョン)越塚学、牧野莉佳

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