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アニメ『ブラクロ』主題歌抜擢の16歳シンガー・みゆな 突出した表現力と等身大の少女の顔

リアルサウンド

18/11/19(月) 18:00

 TVアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)第5クールのオープニングテーマとエンディングテーマを共に担当している、宮崎県在住の16歳女子高生シンガー・みゆな。今年10月、11月に初の配信リリースを立て続けに行なった彼女だが、初リリースにして2曲がアニメタイアップに抜擢されたというから驚きだ。フレッシュながらも、16歳という年齢からは想像できないような艶やかな歌声を持つ彼女は、音楽配信サイト「Eggs」でも、デモ音源が何週にもわたってランキング上位をキープするなど、大いに注目を集めている。

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 現在、高校1年生のみゆなは、生まれつきハスキーボイスで声量も大きかったという。中学生の時に受けたボーカルコンテストで全国大会に出場したことをきっかけに、本格的に音楽活動をスタート。中学3年生で初めてギターを手にし、楽曲の制作も開始した。

 そして、今年8月より、タワーレコード・NTTドコモ・レコチョクの3社が運営する音楽配信サイト「Eggs」にて、デモ音源の無料配信を開始。初投稿の「ふわふわ」からランキング入りし、その後9月に投稿した「ガムシャラ」「天上天下」も、共にデイリーランキングで初登場1位をマークした。その後も、あいみょん、みきなつみといった面々に名を連ねてランキング上位をキープしつつ、10月には、Eggsのマンスリープッシュアーティストにも選出された。

 Eggsにアップされているのはデモ音源で、通常音源とは異なるアコースティックバージョン。特に、「ふわふわ」は圧倒的な表現力の中にどこかアンニュイな雰囲気もまとっていて、息づかいの伝わる仕上がりだ。

 こうしたネット上での活動で言えば、みゆなはほかにも、Twitterやツイキャスのほか、Peing -質問箱-も積極的に活用し、ファンとの密な交流を図っている。Peingでは、音楽的な質問はもちろんのこと、「学校に嫌いな子がいたらどういう対応してますか」「彼氏いるの?」といった、かなりプライベートな質問にもしっかり答えているから面白い。大々的なタイアップが決まれば、発信する情報も手堅くなるようなアーティストも多いため、このように伸び伸びとSNS活動をしているみゆなの姿は、とても新鮮に感じられた。こうした、ある種の“親しみやすい”キャラクターというのも、きっと同世代、及び同性のファンに響いているのだろう。確かなカリスマ性を持ちつつも、等身大で決して嫌味がない。女子からすれば、まさに憧れの存在なのではないだろうか。

 みゆなのキャラクターは、彼女が手がける歌詞にも表れている。『ブラッククローバー』エンディングテーマの「天上天下」では、歌詞に〈ふぁぼ・RTで拡散〉など、Twitterにまつわる現代的な表現が見られる。16歳らしからぬ奥行きを感じさせる歌唱と、こうした年齢相応の今どきな少女的一面が同居しているところも、彼女の魅力だ。そのためだろうか、「天上天下」の作曲には佐伯ユウスケ、オープニングテーマ「ガムシャラ」の作曲にはパスピエの成田ハネダと、制作布陣も錚々たるメンバーだが、彼女の表現は決して彼らに負けていない。それどころか、どこか飄々とした余裕さえ感じられるほどだ。

 今回のアニメタイアップについて、みゆなは「主人公のアスタと私は年齢も近いし、境遇もすごく似ている」(参考:みゆな | Skream! インタビュー)と語る。魔法帝になるために、田舎の村から大都会へと旅立ったアスタと、歌手になるために、地方・宮崎から首都圏に遠征しつつ活動を展開するみゆな。「ガムシャラ」は、そんな夢に向かうアスタと自分へ向けた応援ソングがテーマとなっているという。自身のTwitterでは「可愛くもなりたいけど 心の奥底では 男の子になりたい と思ってる」とツイートしていたが、彼女の持つ少年的な一面も、アスタにリンクしているように思う。

 リリースのみならず、今年夏には、a-nation長崎公演という大舞台も経験したみゆな。今後、ガールズイベントを中心に、本州でのライブ出演も続々と決定している。今回のアニメタイアップで注目度が高まっているなか、ステージ上ではどのような芯のあるパフォーマンスを見せてくれるのか、こちらも楽しみだ。(まにょ)

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