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快快の新作『ルイ・ルイ』9月上演 白波多カミンら出演、毒蝮三太夫も参加

CINRA.NET

19/6/12(水) 13:00

快快の新作舞台『ルイ・ルイ』が、9月8日から神奈川・横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で上演される。

2008年に結成し、東京を中心に活動する劇団快快。2010年に『My name is I LOVE YOU』がスイスの『チューリヒ・シアター・スペクタクル』でアジア人初の最優秀賞を受賞したほか、『りんご』が『第57回岸田國士戯曲賞』の候補作となった。

約2年ぶりの書き下ろし新作となる『ルイ・ルイ』は、リチャード・ベリーが1950年代に発表した楽曲“Louie Louie”が由来。原曲には船乗りの欲求不満を歌った歌詞がついていたが、その後The Kinksやイギー・ポップなど様々なミュージシャンがカバーし、思い思いの“Louie Louie”が歌われているため、原曲が持つ意味は曖昧になっているという。『ルイ・ルイ』では楽曲の「『存在の、ないようで、ある』ところ」から発想を展開していくとのこと。

出演者には大道寺梨乃、野上絹代、山崎皓司、初音映莉子、白波多カミン、石倉来輝に加えて、片岡メリヤスが制作したぬいぐるみのルイが名を連ねる。ルイの声を務めるのは毒蝮三太夫。脚本を北川陽子、演出を快快、振付を野上絹代が手掛ける。

北川陽子は同作について「作品のタッチは軽やかです。出演者とディスカッションしながら日常のコピーを作り、その中で笑いやフィクショナルな現象を織り交ぜながら、不安で永遠に答えの出ない頑固な『現実』を踊らせたい。現実逃避のために踊るのではなく、現実に切り込むために踊る。現実を踊らせる。事ができたらいいのにな、と思っています。それが私という人類だけでなく、全て含めた命の、累々の輝きを目撃する希望になると信じてます」と語っている。

チケットは7月7日12:00から販売開始。

北川陽子のコメント

「歴史に残らない私たちの日常」とは、私の最愛の詩人の言葉です。
人類が生きていた証は残る可能性があるとしても、〈私〉が生きていた事実は果たして残るのか。
そんな、さみしさを含んだ問いがこの作品の始まりでした。
人間だけじゃなくて、命はぜんぶちょっとせつなくてさみしい存在です。
社会の歪みによって満たされない思いを抱えながら、何者かになりすましながら生きるいまの私たちという「存在」について考えたいと思いました。
存在している、していたものに対して、あなたは確かに存在したと断言するに足る作品、体験を目指そうと今は思っています。
作品のタッチは軽やかです。
出演者とディスカッションしながら日常のコピーを作り、その中で笑いやフィクショナルな現象を織り交ぜながら、不安で永遠に答えの出ない頑固な「現実」を踊らせたい。
現実逃避のために踊るのではなく、現実に切り込むために踊る。現実を踊らせる。
事ができたらいいのにな、と思っています。
それが私という人類だけでなく、全て含めた命の、累々の輝きを目撃する希望になると信じてます。
これらの事を作品に盛り込めて、存在!って感じのキャストに出会えて、命のさみしさに寄り添う事ができたら、またひとつ生きるためのつよめのアイテム増えるなあと、思っています。
脚本 北川陽子

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