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『アバター』撮影時から夢中だった? ジェームズ・キャメロンによる『アリータ』への愛

リアルサウンド

19/1/19(土) 13:00

 2月22日に公開となる映画『アリータ:バトル・エンジェル』の製作・脚本を務めたジェームズ・キャメロンが、『アバター』の撮影当時から“アリータ”に心を奪われていたとロバート・ロドリゲス監督が明かした。

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 本作は、木城ゆきと原作漫画『銃夢』を、ロドリゲス監督で映画化したもの。サイバー・ドクターの“イド”によって、“アイアン・シティ”のスクラップの山の中で意識を失った状態から助け出されたサイボーグの少女“アリータ”が、自分が持つ並外れた戦闘能力の意味など、自らの出生の秘密を見つけようと決意する模様を描く。

 SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された木城による原作。英語版『Battle Angel Alita』の出版が1992年頃から始まり、その独創的なビジュアルや世界観が人々を魅了し、最初の連載が終わる少し前の1994年から、海外のプロデューサーや監督から映画化したいというオファーがくるほどまでに世界中から注目を浴びていた。そして強いヒロイン、アクション、SF ビジュアルなどキャメロン作品との共通点が多い『銃夢』は、巨匠ジェームズ・キャメロンをも虜にしたのである。

 25年前にギレルモ・デル・トロ監督から『銃夢』を紹介されたキャメロンは、「そのストーリーが好きになり、すぐに原作を全巻読んだよ。新鮮で創造的で最先端、美しく、驚異的だった」と、斬新で創造的なアリータの物語が彼を魅了した理由であったことを語る。そんな彼はなんと『アバター』の撮影当時から“アリータ”愛を見せていたことが明らかに。彼が『アバター』の撮影現場で“ガリィ”のTシャツを着ている姿が見かけられており、『アバター』を撮影しながらも、心は“アリータ”にあったという。

 さらに、キャメロンが『アバター』を製作していた2005年には、本作の初期段階のアートワークを完成させていたことが明かされている。そして2015年、キャメロンがロドリゲス監督と会った際に、初めてそのアートワークを披露したという。ロドリゲスは「あんなに衝撃を受けたアートワークを見たのは初めてだった。当時は今ほどの技術がなかった。でもジェームズは常に技術を前進させる人だ。観客に初めての経験を提供できるものだとその時確信したよ」と、当時の心境を振り返りながら、キャメロンが25年間構想をかけて本作を製作した意味を明らかにした。

 キャメロンは自身が魅了されたアリータについて「アリータはだんだん過去を知っていくにつれて、自分の中にある暗い面にも気づき、運命とも戦わなくてはいけない。自分のパワーに気づくだけでなく、モラルや人間性にも気づいていくんだ」と、サイボーグでありながらも、複雑で人間らしい感情を持ったキャラクターであることを語る。さらに『アバター』『タイタニック』もキャメロンと共に手掛けた本作のプロデューサー、ジョン・ランドーは、「アリータが経験する自分自身の発見の旅を観客にも経験してもらい、観客自身もアリータに触発されて自分を発見する旅にできるのではないかと思う」と、アリータの辿る壮大な物語に誰もが共感でき、観客自身も新たな自分を発見する体験ができると語った。(リアルサウンド編集部)