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左から入江悠、加藤諒、渡辺大知。

「ギャングース」入江悠が加藤諒の起用理由を「見た目」、渡辺大知は憧れの不良役語る

ナタリー

18/11/1(木) 20:58

第31回東京国際映画祭の特別招待作品である「ギャングース」が本日11月1日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映され、キャストの加藤諒、渡辺大知、監督の入江悠が舞台挨拶を行った。

肥谷圭介と鈴木大介による同名マンガをもとにした本作では、少年院でともに過ごした青年3人が、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す“タタキ”稼業を行いながら、裏社会で生きていくさまが描かれる。加藤が工具全般を手がけるカズキ、渡辺が車両担当のタケオを演じ、高杉真宙が情報収集と作戦立案を行うサイケに扮した。林遣都、山本舞香、般若、金子ノブアキ、篠田麻里子、MIYAVIも出演している。

監督のオファーが届く前から、友人に薦められて原作を読んでいたという入江。「まさか自分に映画化のお話をいただけると思っていなくて。生きるのに必死な子たちの話で、(原作が完結する前の)その子たちがどうなるかわからない状況で脚本を書くことにためらいがあったんですよね」と回想する。映画の準備のため、数年間取材を続けていたことを明かし「そのうちにマンガの連載が終わったんです。そのときに『この子たちがこういう方向に向かって行く話だったんだ』というのが見えて、映画の脚本が完成しました」と制作について語った。

加藤が「カズキってすごく男らしいのに、オネエ疑惑が付きまとう僕をよくキャスティングしてくださったなという気持ちがあって」と述べると、入江は「僕は加藤諒くんを完全に見た目で選んだんです」と率直に話し、会場に笑いを起こす。撮影中、髪型をモヒカンにしていた加藤は「地毛でやりたいと思って、マネージャーを説得しました。監督にも写真を送り、細かく長さをチェックしていただきました」と役作りを振り返った。

渡辺は髪を金色に染め、まゆ毛を剃って撮影に臨んだ。「不良とかヤンキー役に憧れていたので、ずっと金髪にしたかったんですよね。ここぞとばかりに『めっちゃ明るくしていいっすか!?』って感じで」と笑顔を浮かべる。音楽活動に支障がなかったか聞かれると「高校の頃からバンドをやっているんですけど、まゆ毛を全剃りしたりとかアナーキーな一面は前もって出していたので(笑)」と周囲からは驚かれなかったことを伝えた。また主題歌である「CRYBABY」の作詞、作曲、プロデュース、メインボーカルも担当している渡辺は「脚本とマンガを読んだ時点で『すごい話だ』と思って、実は勝手に書いてたんですよ。撮影が終わったあとにも改めて書いて、監督には2曲聴いてもらったんですけど、あとに書いたほうを採用していただきました」と裏話を披露する。

舞台挨拶の終盤、入江は地元である埼玉・深谷の映画館の支配人から「ギャングース」を観た感想を伝えられたと明かす。その人物が70歳であることに触れながら「『この映画によって僕の知っていた世界がすごくちっぽけだったと目を開かせてもらった』と言ってくれて。それは僕が『ギャングース』というマンガに出会ったときの感想と一緒なんですよ。もちろん娯楽映画なんですけど、自分のそばにこういう人がいるかもしれないという想像力を働かせるきっかけになったらうれしいなと思います」とメッセージを送った。

「ギャングース」は11月23日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

※「ギャングース」はR15+指定作品

(c)肥谷圭介・鈴木大介/講談社

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