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『3年A組』今田美桜、ベルムズと一体どんな関係が? “意外な一面”見せる役で発揮する演技力

リアルサウンド

19/2/3(日) 6:00

 『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)は、物語自体の面白さや複雑さとともに、教師役の菅田将暉を始め、クラスメート役として人気急上昇中の役者陣が出演していることも話題になっている。永野芽郁、片寄涼太、川栄李奈、上白石萌歌、萩原利久、神尾楓珠、富田望生など、注目のキャストが目白押しのドラマである。そして、予告を観る限り、本日放送の第5話では、今田美桜演じる諏訪唯月に焦点が当てられる気配がしている。前回の第4話の終盤で半グレ集団“ベルムズ”のリーダーが身柄を押さえられたわけであるが、唯月の手にしていた物がベルムズとの繋がりを予感させ、不穏さを残して幕を閉じた。

 さて、今田美桜と言えば、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系、以下『花晴れ』)のC5の紅一点、真矢愛莉が印象に残っている方もいるだろう。ただ、『花晴れ』に限らず今田がここ最近演じてきた連ドラの役柄は、どれも記憶に残るものばかりである。例えば、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で、高橋一生演じる政治家・藤堂に思いを寄せる風俗嬢・莉子役で出演。藤堂と莉子だけのシーンでは、ドラマの空気感がにわかに変わり、2人だけの独特な時間が流れるのは実に印象的だった。大物政治家の息子でもある藤堂が、“自由”でいられる一時に、莉子はその思いに寄り添う役割を果たしていた。立場の違う者同士である2人が時間を共有するシーンで、今田はどこか悲哀を帯びた芝居を見せた。

 それとは作風が大きく変わって、また別の今田の一面を見せたのが、昨年放送の『花晴れ』であろう。『花晴れ』自体が、名作『花より男子』イズムを継承した作品である以上、当然注目を集めたわけだが、今田の演じた愛莉は、ツインテールで学園の女王様のような振る舞いで、特に目立った存在だった。出演当初は、庶民狩りを楽しむ姿で“悪女”的側面を見せていたが、実は幼い頃に助けられて以来、晴(平野紫耀)に片思いを続けていた。音(杉咲花)のライバル的存在でありながらも、後半からは音と友情を育むことに。決して“悪者”ポジションになることなく、その心の機微を丁寧に表現できたのは、今田の高い演技力によるもの。

 また、直近の民放の連ドラは昨年放送の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)であり、磯村勇斗演じる青年・谷元遊星の妹・砂里役で出演した。主人公の弁護士・甲斐正午(織田裕二)と、超人的な記憶力を持つ鈴木大貴(中島裕翔)がバディを組んで次々と困難な案件を解決していった本作。大貴と遊星は古くからの付き合いがあるため、砂里と大貴もそれなりに仲の良い間柄。本作では本筋の弁護士ドラマに加えて、そんな砂里と大貴、そして新木優子演じるパラリーガル・聖澤真琴との三角関係的とも言える要素も注目の一つであった。密かに大貴に対して好意を持っており、作中の随所でどことなく大貴を意識しているような様子を垣間見せた砂里。好意を抱く大貴と、ワルなことに手を染めがちな兄の遊星との間で、今田の演じた砂里は器用な立ち回りを見せていた。

 さて、現在放送中の『3年A組』での今田の役柄は教室の後方に居座る強気なキャラクターであり、一部の同級生とは時にギクシャクすることも。その佇まいからはどこか挑戦的な一面が伺えるが、彼女も何か抱えているものがあるようだ。教室で“ベルムズ”の存在に触れられたときに、動揺した様子を見せた理由とは一体……。フェイク動画の真相や、甲斐(片寄涼太)のダンサーとしての夢と家族を守るストーリーなど、一つ一つが明らかになる中、本作は今後どのような展開を見せるだろうか?(文=國重駿平)

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