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けやき坂 松田好花は“舞台女優”に向いている? 乃木坂 伊藤純奈主演舞台『七色いんこ』出演への期待

リアルサウンド

18/9/6(木) 8:00

 けやき坂46(ひらがなけやき)2期生の松田好花が、手塚治虫原作の舞台 『七色いんこ』にヒロイン役として出演することが決定した。本作は、松田がグループ初のソロでの舞台出演というだけでなく、主演に乃木坂46の伊藤純奈が抜擢されているため、“乃木坂”と“けやき坂”の垣根を超えた共演という点が、さらに注目を集めている。松田はひらがな2期生の中でも、歌、ダンス、楽器、演技、バラエティ……とマルチに活躍する万能タイプ。ライブなどでその片鱗を見せてきたが、彼女の実力がいよいよ外の世界で発揮できるチャンスが到来した。そんな松田の“舞台女優”としての可能性について考察してみたい。

(関連:松田好花、濱岸ひより、渡邉美穂……けやき坂46 2期生、バラエティで注目のメンバーは?

 松田は、京都府出身の19歳。納豆好きで京都弁が印象的な、はんなり美人だ。一見上品でおしとやかな松田だが、佐々木久美と濱岸ひよりが「頭いい、真面目みたいな感じがするんですけど、すごく面白いです。楽屋番長です」(『はんにゃ金田と欅坂46のゆうがたパラダイス』/NHK-FM)と語るような一面もあり、メンバーのSHOWROOMをよく見ていたり、ハガキ職人と呼ばれるほどメンバー出演のラジオ番組にメールを出したりと、ひらがな愛がとても強い。

 また金村美玖が「万能なんですよ。今から何を始めてもすぐに習得するんじゃないかな。スポンジのような吸収力があると思います」(『EX大衆』4月号)と言うほど、特技の和太鼓やギター、タップダンスなど、いろいろなことをやりたがる好奇心旺盛の性格で、何事にも楽しんで取り組んでいる印象だ。先日のSHOWROOMでも、高校の軽音部から始めたという愛用のストラトキャスターのエレキギターで、オーディションで歌った「渋谷川」や「アンビバレント」などを即興で弾いていた。その才能は、もっと表で活かして欲しいと願わずにはいられない。

 そんな彼女の素地を築いたのがクラッシックバレエである。『MARQUEE Vol.125』のインタビューによると、姉の影響で3歳から始めたクラシックバレエのキャリアは約15年。小学6年生で舞台の主役を務め、高校3年生では2人きりで10分間の演技を踊ったという。大舞台でのステージは他の2期生と比べると慣れている松田は、幕張メッセのステージで失敗し一瞬パニックになった時も、クラシックバレエで教えられてきた“転んでも絶対に最後までやりきる”といった精神で瞬時に気持ちを切り替えたという。また明るい曲はとにかく笑顔で楽しそうに踊るといった、バレエ15年間で培ってきたことが、彼女のモットーである”笑顔”を大事にするという、アイドルとしての今に繋がっている。

 以前、宮田愛萌が「2期生の初の曲である『半分の記憶』をみんなで聞いた時に、松田が勝手に振り付けをして、その場で即興で踊っていて、それがすごく印象的だった」(引用:『ゆうがたパラダイス』)と語っているほど、ダンスが染みついる松田は曲が鳴ると踊りたくなる体質だという。『bltgraph.vol.34』で「グループのためにできることは?」と聞かれた松田は「バレエの経験から振付を早く覚えられるので、そういうところで頼られる存在になりたいです」と頼もしい発言をしていたが、振付が早く覚えられるというのは、実に舞台向けの人材とも考えられる。

 そんな彼女が演技でも実力を見せたのが、けやき坂46初舞台『あゆみ』。ひらがなメンバー皆が覚醒した舞台とも言えるが、犬役の松田が特に素晴らしく、まさに犬のような無邪気で愛おしくなる演技を完璧にこなした。記者会見では「動きも分からず動画でみたり、役者さんが見本でやってくれたのを参考にしたり、自分は犬だと思い込んで楽しみながらやっています」と何事にも全力で挑戦する姿勢で、役作りにも励んだことを明かしていた。

 また『七色いんこ』抜擢について松田は、「好奇心は誰よりも負けないと勝手に思っているので貪欲に挑戦して、もっと自分を持ってる、自信を持てる人間になりたいです」(引用:松田好花 オフィシャルサイト)と力強く宣言している。

 常日頃「自分にはコレ!」という特徴がないと悩んでいる松田は、正直器用貧乏のようなところがあったかもしれない。ただこれが舞台となれば、踊れるし、歌えるし、覚えも早い。なおかつポジティブで、度胸もあり、楽屋でも明るいという、舞台役者としてこれほど重宝されるタイプはいないのではないだろうか。オールラウンドで活躍できる松田は名バイプレイヤーになりそうな予感がする。『七色いんこ』で松田好花の真の実力が世間にお披露目されるのが楽しみだ。(文=本 手)

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