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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

恋の花咲く 伊豆の踊子

原作は川端康成の同名の小説で、何度も映画化されているが、本作品はその最初のものである。監督は当時小津安二郎とともに松竹蒲田撮影所の若手ホープと目された五所平之助。脚本は五所ばかりでなく小津、斎藤寅次郎などの代表作を手掛け、新進気鋭の脚本家として鳴らした伏見晁。撮影は叙情的な軟調の撮影では第一人者の小原譲治があたっている。五所は喜劇やメロドラマなども数多くこなしているが、ことに田園を背景とした叙情作品に独自の境地を生み出した。この作品でも詩情あふれる小原譲治の撮影を得て、淡々とした味わい深いこの文学作品をきわめて情感豊かな美しい作品に仕立て上げている。休みを利用して伊豆を徒歩で旅している学生・水原は天城街道で旅芸人の一行と知り合った。一緒に歩くうちに水原は旅芸人の中の踊り子・薫の初々しさに魅かれ、また薫も水原の優しさに心打たれ、二人の間には淡い恋愛感情が芽ばえる。やがて一行は下田に到着し、船で東京へ帰る水原を薫は目に涙をためて見送るのだった。無声映画だが、活弁版のビデオ(IVC)も出ている。

上映情報

ジャンル
日本映画
制作年・国
1933/日本
上映時間
124分

キャスト&スタッフ

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