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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

カタリーナの失われた名誉

「テルレスの青春」「ブリキの太鼓」のシュレンドルフ監督が、ノーベル賞作家H・ベルの小説を映画化したもので、マスコミの軽薄さと残忍性を鋭く告発した問題作。仮装舞踏会で出会った青年と一夜をともにしたカタリーナは、翌朝、部屋に踏み込んできた武装警官隊によって彼が過激派の銀行強盗であったことを知り、取り調べを受ける。彼はすでに姿をくらましていたが、新聞は取り調べの内容だけでなく、彼女の前夫や病床の母親らにも強引に取材をしてデッチあげの中傷記事を掲げたため、彼女は世間から非難を浴び、母親は取材記者の影響で死に至る。激怒した彼女はその記者を射殺してしまう。記者の葬儀が、“尊い殉職者“として盛大に行われるラスト・シーンが重々しく観る者の胸を打つ。

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