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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

ハドソン河のモスコー

ソ連からアメリカにやって来たサーカスの芸人が、ブルーミングデール・デパートで亡命を図るが、物質にあふれるアメリカもまた彼の心を豊かにしてくれなかった。モスクワもN.Y.、どっちもどっち、という社会批判にあふれた作品。バスに乗って街中を行く主人公の回想という形式をとって映画は進行。ロシア人、黒人、中南米人と、アメリカ社会の“少数派“への共感が込められたハート・ウォーミングな佳作である。一級の作品でありながら、日本公開が見送られたのは出演者にネーム・バリューがないことと、モスクワのシーンでトイレット・ペーパーを買う行列があり、あらぬ誤解を招くという理由だった。