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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

王子と踊子

1911年、ロンドン。ジョージ5世の戴冠式に招かれたカルパチア王国の大公殿下は、その夜鑑賞したレビューの一座の踊子にいたく心を奪われ、二人きりの晩餐に彼女を招待する。しかしおかたい大公の愛の言葉は陳腐をきわめ、踊子はすっかり幻滅。二度目の口説きは音楽と光の効果も万全で大成功となり、彼女も本気で彼を愛し始めるのだが……。この身分違いの恋物語は、オリヴィエとモンローの好対照の個性と演技が、格調を忘れぬオリヴィエ自身の演出にうまく生かされて、類似の宮廷ロマンス映画の中では出色の出来。小品ながら、モンロー全盛時代の忘れがたい佳作である。