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ぴあ

山の焚火

スイス・アルプスの中腹。私設のケーブルカーを持ち、郵便や通信販売の品物も村まで月に一度取りに行くというへんぴな土地で、祖父母の家は代々村から孤立して農牧業を営む。“坊や“と呼ばれる10代半ばの息子はろうあで、話せず聞こえぬもどかしさから、ときどき発作を起こす。彼の勉強などの面倒をみているのは教師志望だった姉のベッリ。夏の終わり、息子はカンシャクを起こして草刈り機を壊し、父に怒られ家出、山の上の小屋で一人で暮らしながら石垣作りに熱中した。様子を見に来た姉と焚火を囲み、二人だけの一夜を満天の星の下で過ごす。やがて雨の日に訪れた父と和解し、息子は家に戻る。だがそのころから姉の体に変化が。お腹をさすりながら自分の裸体を鏡に映す姉……。雪の日に母に打ち明けたが父は激怒し、思いもよらぬ悲劇がこの一家に訪れる。四季の自然、ろうあ少年の視覚を伝える音と映像の繊細な演出。古典悲劇のように美しい感動作。

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