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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

アイランズ/島々

「トルペド航空隊」などで知られるS・D・アラノヴィッチ監督の呼びかけに応じて製作された、日露合作による北方領土ドキュメンタリー。映画は2部構成となっており、日本側の大塚汎監督の手になる「昭和」とアラノヴィッチが監督した「平成」に分かれる(全体の構成はアラノヴィッチが担当)。最初の「昭和」では、失われた島に対する元島民の思いが語られ、そして「平成」では当時、北方四島に住むロシア人たちの姿を追っていく。前半部、元島民の表情を徹底的に狙った映像はそれほどの感動を呼ぶことはないが、後半部にさしかかるや映画は一気に生気を帯びる。島々の荒涼たる風景と濁った光、そしてそこに生きる人々の感動的なモノローグ……。打ち捨てられた島々に生きねばならない悲劇をことさらに嘆いてみせることなく、それに甘んじて生きていく彼らの姿を切り取ったカメラの素晴らしさ。O・カラバイチュークの音楽も印象深い。

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