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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

Agnès Varda Bord de Mer, 2009 Digital HD projection, Blu-ray aspect 16:9 color/sound video projection, sand Total running time: 1 minute, looped 96 x 120 x 115 inches

AGNÈS VARDA 「Bord de Mer」

18/6/12(火)~18/8/4(土)

BLUM & POE

フランスを代表する映画作家アニエス・ヴァルダの個展を開催。東京で初の個展開催で、映像インスタレーション及び写真作品を発表する。当時のフランス映画シーンで先駆的作品となった「ラ・ポワント・クールト」(1955年) を生み出したヴァルダは、ヌーヴェルヴァーグの母とも呼ばれています。「5時から7時までのクレオ」(1961年)、「ヴァガボンド」(1984年)、「ジャック・ドゥミの少年期」(1991年)、「落穂拾い」(2000年) といった作家が手がけてきた数々の映画作品は、批評的にも高い注目を集め続けてきた。2003年には、作家自身の言葉を借りれば、「歳とった映画監督から若手ヴィジュアル・アーティスト」へと、転身を遂げ、時間、空間、現実性についての表象を巧みに、立体作品やインスタレーションを通じて表現してきた。この個展は、過去、永続性、そして現在といった3つの異なる時間尺を描いた、日本語で海岸を意味するタイトルを持つ映像インスタレーション作品「Bord de Mer」(2009年) を中心として展開。正面のスクリーンに投影されたスチルイメージは、海景を映し、床上の台座には、寄せては返す波の動きを繰り返す映像が投影される。この作家の心象風景とも呼べる一連のイメージ群は、観る者の足元へ向かって伸びていく小さな砂浜と溶け合っていく。また、1950から60年代に制作されたヴィテージ・プリントも同時に公開。本作品は、ヨーロッパの街角を背景に、ヴァルダ作品に度々登場する彼女の偏愛的モチーフである猫への眼差しを捉えたもの。作家の初期の白黒の写真作品が持つその洗練さは、その後に作家が生み出していく革新的な映画作品の萌芽を示していると言えるだろう。ほどなくして映画の分野で脚光を浴びるようになった作家にとって、写真というジャンルは、数々の映画作品や先の作品「Bord de Mer」といったヴィジュアル・アート作品の創造とも密接に結びついている。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00~19:00、日曜・月曜休廊

料金

無料

出品作家

アニエス・ヴァルダ

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