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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

企画展 「田中一村と刑部人ー希望と苦悩のあいだー」

19/1/16(水)~19/3/21(木)

とちぎ蔵の街美術館

2018年度は本市ゆかりの芸術家・田中一村(たなかいっそん)(本名は孝。1908-1977年)の生誕110年、刑部人(おさかべじん)(1906-1978年)の没後40年という記念の年。
日本画家・田中一村は50歳の時、鹿児島県奄美大島に単身で渡り、多くの人たちの心に響く代表作≪不喰芋(くわずいも)と蘇鐵(そてつ)≫をはじめとし、奄美の自然を静謐に描いた画家として知られているが、青年時代には趙之謙(ちょうしけん)や呉昌碩(ごしょうせき)など中国の画家に倣った作品を数多く描いた。それらの作品は人気を博し、頒布会が開かれ、進むべき将来は希望に満ちていたのではないだろうか。しかし、日中関係が悪化するとその需要はなくなる。そのような中、田中は自分自身を見つめ「何かに倣った作品との決別」を決意した。しかし、そうした希望には「支援者の支持を得られない」という苦悩もあった。
一方、洋画家・刑部人は東京美術学校(現在の東京藝術大学)在学中に第9回帝展で≪友人の肖像≫が初入選し、希望に満ちた画家生活を歩み始めた。しかし、1920年代のパリで新しい芸術を学んだ画家たちが帰国し活躍する中で、刑部は師の和田英作から「これからの時代は個性的な絵を描かなければ帝展入選も危なくなる」と言われ、一時期スランプに陥った。
希望の中には苦悩があり、苦悩の中にも希望がある。この二人の画家たちはその間を行き来し、模索を繰り返しながら歩みを進めたのではないだろうか。本展は、収蔵品を中心に田中一村と刑部人の作品約50点を展覧し、決して平坦でなかった画家たちの道を振り返る。
なお、田中一村については東京時代から千葉時代までの作品を展覧し、田中に多大な影響を与えた父・稲邨(本名は彌吉)の作品も展覧する。
※会期中、一部展示替えを予定

開催情報

ジャンル
美術館

9:00〜17:00、月曜日休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般(高校生以上)500円(300円)、中学生以下無料

※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料

出品作家

お問い合わせ

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