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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

暗殺のオペラ

98/10/10(土)

B・ベルトルッチ監督が、ボルヘスの短編をもとに映画化した傑作。北イタリアの小さな町、タラの駅に一人の男が降り立った。男の名はアトス・マニャーニ。今は亡き父は、第二次大戦下レジスタンスとして活動し、ファシストによって暗殺されたことから、この町の伝説的英雄となっていた。アトスがこの町にやって来たのは、父の愛人であったドライファから、父を殺したのは誰か突き止めてほしいという頼みがあったからだったが、死の真相を探っていくうちに、意外な事実に突き当たる……。ヴェルディのオペラやシェイクスピアの『マクベス』からの引用に満たされた父の死の有り様など、いかにもベルトルッチらしい記号があちこちに散りばめられている。また、ボルヘスの原作がともすれば知的な遊戯に傾きがちだったのを、ベルトルッチは、肉のある、そして官能的な物語に、見事に置き換えている。ヴェネチア映画祭ルイス・ブニュエル賞を受賞している。

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