Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

Todd James "Natures Candy"

18/10/13(土)~18/11/17(土)

NANZUKA

NANZUKAは、1969年生まれのアメリカ人アーティスト、トッド・ジェームス(Todd James)の新作個展を開催する。本展は、当ギャラリーにおける3年ぶり、3度目の新作展となる。
ジェームスは、80年代後半以降のアメリカにおけるストリートアートを代表するアーティストの1人である。10代の半ばよりNYのグラフィティシーンの一員としてリアス(REAS)のタグネームで知られ、当時のアンダーグラウンドカルチャーを牽引する象徴的な存在として、Beastie Boys、Iggy Pop、Eminemとコラボーションするなど、世界中の世代の若者達に絶大な影響を与えてきた。トッド・ジェームスの名声がアートシーンに広まったのは、2000年にNY のギャラリー、ダイチ・プロジェクトで開催された展覧会「ストリート・マーケット」においてである。バリー・マッギー及びスティーブ・パワーズとともに、壮大なスケールでグラフィティに溢れるNY の裏路地を再現した本展は、その後2001年にベニスビエンナーレのアメリカパビリオンにて発表され、日本でもパルコミュージアムに巡回するなど、世界的なセンセーションを巻き起こした。また、2011年には、LA MOCAで開催された「Art in the Street」展に、2015年にはベニスビエンナーレの公認展の一つ「The Bridges Of Graffiti」に参加するなど、近年その評価はますます高まっている。
ジェームスの作品は、子供の絵を思わせるイノセントな線と形態、キャラクター化されカラフルに色塗りされた様々な登場人物たちよって特徴付けられる。一見すると親しみやすいその作品だが、その内容は現代社会の裏側を皮肉った批判精神に満ちているように見える。タバコを吸う戦車、裸の女性と機関銃あるいは骸骨、幼児のように無邪気に遊び回る擬人化された戦闘機、血のプールで遊ぶ水着の女といったモチーフは、ジェームスの作品に繰り返し登場する。しかし、彼は自身が特別に政治的であると解釈される事には賛同せず、日常的にTV や新聞から流される情報を少し脚色するだけで生まれるイメージの集合体であると説明する。
今回の新作展では、室内を描いた作品が数多く発表される。しかし、それらはおおよそヨーロッパの美術史に沿った伝統的な「室内画」ではない。強めの色調で描かれたこれらの室内画の中には、マンガのキャラクターやピンナップなどが画集画的に描かれ、多くの場合、裸の女性の影が垣間見れる。興味深いことは、これらのシリーズがジェームスの個人的な関心を反映していると見えるにも関わらず、作品が傍観者として描かれている事である。こうしたジェームスのスタイルは、計算ではなく自然と身に付けた態度であり、それが故にその作品が他者である私たちの共感をたやすく掴む。 本展では、こうしたペインティングの他に、部屋をテーマにしたライトボックス型の看板が連なる大掛かりなインスタレーション作品も発表する。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00~19:00、日曜・月曜・祝日定休

料金

無料

出品作家

お問い合わせ

アプリで読む