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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

西洋古版画にみる「複製」と「創作」

18/4/11(水)~18/6/17(日)

町田市立国際版画美術館

西洋古版画の巨匠であるアルブレヒト・デューラーとレンブラント・ファン・レインは、自ら絵を構想し、自ら版を作り、自ら作品を刊行した画家-版画家。一方、本展出品の16-17世紀の西洋古版画は主に画家と版画家、そして版元らによって共同制作されたもの。既存の作品や画家の素描、版元の意向が反映された下絵などをもとに、版画家が版を刻んでいる。現在、前者の作品は「創作版画」、後者は「複製版画」と呼ばれている。それぞれを美術家による「美術品」と、職人による「複製品」と見なしていると言い換えることもできるだろう。ここには版画を単なる印刷の「技術」としてではなく、絵画や彫刻と同じ「美術」として見なすことで生じる優劣が反映されているといえる。ただし、このような見方は19世紀頃に成立したもの。実際の作品や歴史的・社会的背景に目を向けると、今日的な「複製」と「創作」の考え方では語りきることのできない世界が広がっている。また原画や下絵を版におこすときの版画家の解釈によって、もとの絵とは違った版画独自の魅力をたたえた作品も少なくない。奥深い西洋古版画の世界の一端を堪能することができる展覧会となっている。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00(入場は16:30まで)、月曜日休館(祝日および振り替え休日にあたった場合はその翌日)

※土日祝は17:30まで

料金

無料

出品作家

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