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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

伊豆の踊子〈1974年〉

山口百恵の映画初主演作品で、のちに結婚した三浦友和との記念すべき初共演作品でもある。大正末期を舞台に、一高生と踊り子の淡い初恋とその別れを描く川端文学の人気作の6度目の映画化。アイドル映画として、おなじみの安定企画なので監督・脚本とも特別な冒険はせず、真正面から原作を料理している。それだけに原作の踊り子に近いイメージを持つ山口百恵は、実に魅力的。名場面である船と岬の別れのシーンも印象的だが、酔客に絡まれながら芸をする踊り子の寂し気な笑顔でストップ・モーションというラストも切なく、哀しい。ヒロインを美しく撮っているという点で良質のプログラム・ピクチャーといえる。

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