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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

カサノバ〈1976年〉

18世紀の稀有の色事師、ジャコモ・カサノバの膨大な『回想録』を換骨奪胎した、フェリーニ流の“カサノバ映画“。全編をスタジオで撮影し、セットの巨大化・人工化が徹底的に推し進められ、カサノバの人生の空虚さを強調している。製作費900万ドルの超大作。18世紀中頃のヴェネチア、カーニバルの喧噪のなかでカサノバは、密会を求める尼僧マッダレーナから手紙を受け取った。カサノバは、のぞき趣味のフランス大使のために彼女と放埒なセックス・シーンを演じるが、その帰途、宗教裁判所の異端審問官に逮捕され、鉛屋根の牢獄に入れられてしまう。その後、牢獄を脱出したカサノバは、パリでデュルフェ侯爵夫人のために転生の儀式を行う。二年後には運命の恋人アンリエットと出会うが、それもつかの間のこと。ロンドンで性悪な娼婦の母娘に散々な目にあわされ……。冬のボヘミアで老いたカサノバが、美しい人形と夢みるように踊るラスト・シーンは夢幻的な美しさが感じられる。

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