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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

紅の豚

1920年代末期のイタリアが舞台の、航空ロマン。主人公のポルコ・ロッソは元イタリア軍の名パイロットで、今は自分自身に“魔法“をかけてブタの姿になった、空の賞金稼ぎ。物語はアドリア海での、彼の空賊退治から始まり、空賊連合の雇ったアメリカ人パイロット、カーチスとの対決、そしてミラノでの愛機の修理などが、美しきホテルのマダム・ジーナとの、秘めたる愛を挟んで描かれていく。ミラノから戻ったポルコは最後に、彼をしたう娘フィオを賭けて、カーチスとのリターン・マッチにのぞむが……。“ブタ“の仮面を照れ隠しに、宮崎駿がこの監督第6作で披露するのは、彼一流のダンディズム。ただそれは雰囲気にすぎず、オプチミスティックな大人のメルヘンであるところに、同時にこの物語の不思議な魅力がある。どこかサーカスの楽天的な気分が漂うスカイ・アクションをはじめ、明朗な遊び心弾ける野心作。主題歌を歌う加藤登紀子が、ジーナの声も演じて好評を得た。

上映情報

ジャンル
日本映画
制作年・国
1992/日本
配給
東宝=スタジオジブリ=徳間書店=日本テレビ=日本航空

キャスト&スタッフ