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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

一年の九日

ソビエト国立映画大学の教授として、グリゴーリー・チュフライ、アンドレイ・タルコフスキーなど数々の才能を世に送り出した、M・ロンム監督最後の劇映画。シベリアの地方都市にある原子力研究所。核融合実験を続けるグーセフは人体に重大な影響を与えうる量の放射能を浴びてしまう。他人にはその事実を隠しながら彼は、恋人のリョーリャと結婚。親友で、恋敵でもあったクリコフをも巻き込みながら、研究を続けていくが……。一人の女をめぐる二人の男の恋のさや当てを、放射能の危険をめぐる物語(タイトル通りに一年のうちの任意の9日間だけをピックアップし描く)に封じ込め、その緊張を見事に映画の中につなぎとめたロンムの演出が見事。G・ラブロフによる、奇妙に歪曲されたような緊張感みなぎる映像も印象的。

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