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ぴあ

テナント 恐怖を借りた男

「吸血鬼」「チャイナタウン」と並んで、ポランスキー監督自らが怪演する、第一級のスリラー。フランス国籍のポーランド人、トレルコフスキーはパリの下町にアパルトマンを借りる。前住人の女性は投身自殺していたが、さして気にもとめなかった。だが、入居の日から様々な幻覚を見、強迫観念を抱き始める。残された前住人の服をつけ、化粧をしたトレルコフスキーは、彼女も“彼ら“に追い詰められたに違いないと思い込む。主人公の住む部屋に悪霊などが取り憑いて具象化されると昨今流行のSFXホラーとなるが、ここでは近所の住民による目に見えない主人公の強迫観念に絞り込んで、観る者の心胆を寒からしめるあたりは見事。「燃えよドラゴン」を見て欲情する、少々醜女っぽく撮られたI・アジャーニもいい。

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