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空間に線を引く-彫刻とデッサン展

19/4/20(土)~19/6/9(日)

平塚市美術館

彫刻家は素材に働きかけ、何もない空間に作品を表す。彫刻を制作するにあたり、自身のイメージを定着させるためデッサンを描く場合がある。彼らが描いたデッサンは魅力に富んでおり、画家のデッサンにはない美しさがある。この美しさはどこから来るのだろうか。
おおむね画家の絵は、三次元を二次元で表現する。一方、彫刻家のデッサンは二次元から三次元を目指す。対象が空間にどのように働きかけるかということが、常に彫刻家の念頭にあるからだ。紙面は空間であり、いわば空間に線を引く感性だ。これらの線は、対象の存在感、ものの粗密を表現しているように見える。これを可能としているのは彫刻家の「手」(触覚)だ。
彫刻家にとって、まず重要なのは触覚。彫刻は視覚以前に触覚にうったえかける芸術だ。彫刻家は触覚に導かれて作品を手がける。彼らの手は描く以前に「触れる手」なのだ。このような手によって描かれたデッサンはおのずと画家によるものとは異なる。彫刻家は空間から対象をすくい出すかのように描く。描くことがすなわち触れることであり、視覚と触覚の連動がある。これが彫刻家のデッサンの特異な点だ。そこには、画家のデッサンにはない様々な要素が見出せることだろう。
本展はプロローグとして橋本平八から始め、具象、抽象の現代彫刻家19 人のデッサンと、それに関連する彫刻を展示し、その魅力と創作の秘密に迫るものである。

開催情報

ジャンル
美術館

9:30〜17:00、月曜(ただし4月29日(月)、5月6日(月)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般400(320)円、高大生200(160)円

※( ) 内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1 名は無料
※65歳以上の平塚市民は無料、市外在住者は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
※観覧料金は、本展覧会のみ観覧できる料金です。同時開催の「荘司福・荘司貴和子展」の観覧券(一般800円)で、本展覧会も観覧できます。

出品作家

お問い合わせ

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