Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

関野吉晴ワンダースペース

18/10/15(月)~18/11/10(土)

武蔵野美術大学美術館

関野吉晴[1949–]は、探検家であり写真家、医師であると同時に武蔵野美術大学教授(文化人類学)でもある。関野は、人類がアフリカから南米大陸まで拡散した5万キロもの道のり“グレートジャーニー”を、44歳からの足掛け10 年間で、自身の腕力と脚力のみで旅した探検家として広く知られている。22歳で初めてアマゾンを訪れて以降、異文化流入に警戒する民族を訪ねながらも現地でひと家族全員の名付け親となり5世代に渡り交流を続けるなど、一旅人とその旅先の関係性を越え深い親交を結んだ。「虫の視点(虫瞰)と虫の眼(複眼)」で地を這うように歩き回る(=wander)、フィールドワークの領域を軽やかに越えた旅を重ねる中で、関野は人類の本質に迫る独自の思考や時間感覚を培っていく。それは、さながら宇宙(=space)から我々の住む地球を俯瞰したかのような視点ともいえる。2002年には同学教授に着任し、これらの経験に裏打ちされたユニークな授業を行い、表現を志す学生に刺激を与え続けている。
本展では関野の約50年に渡る行動とその視点、思考を探るため、関野の旅の軌跡である写真作品や言葉などを5つのセクションに分け紹介。美術館内での縄文号*の展示を中心に、関野の旅のように地を這う移動と発見を促す会場構成になっている。関野の実践と人類を本質から捉えた視点に触れる経験を通して、旅という行為を糸口に関野が一貫して私たちに発信してきたこと、そこに通底する想いが鮮やかに浮かび上がることだろう。その視点から地球全体を考察し、ひいては我々は現代社会をどう生きていくべきなのか、様々考えを巡らす機会になってほしい。
*縄文号|砂浜で集めた砂鉄から作った工具で、自然から得た素材のみを使用し造った丸木舟。日本人の祖先が日本列島に至った航路を辿るため、2009年にインドネシアのスラウェシ島を出航。風と潮にまかせ、GPSやコンパスを一切使用せず星と島影を頼りに進み、2011年に4700キロ先の石垣島に到達した。

開催情報

10:00〜18:00、日曜日、10月25日(木)、10月29日(月)休館

※土曜日、特別開館日は17:00まで
※10月28日(日)、11月4日(日)は特別開館

料金

無料

出品作家

関野吉晴

Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play