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ぴあ

赤西蠣太

志賀直哉の短編『赤西蠣太の恋』を名脚本家・伊丹万作が監督し、映画化した日本映画初期の傑作。伊丹万作は、伊丹十三の父としても知られているが、独特のユーモアとウィットの持ち主である。江戸の伊達屋敷の長屋に無口で無愛想で醜男の田舎武士が着任する。名を赤西蠣太といい、実はお家騒動をたくらむ陰謀派の秘密をさぐりに国元から派遣された密偵だった。調べを終えた蠣太は国元へ密書を届けに帰りたいが、黙って逃げたら怪しまれるので、美女の小波に付け文を送る。フラれて邸中の笑い者になれば、逃げ出しても不思議に思う者もいない。だが蠣太の思惑は外れ、小波は蠣太に好意を寄せていると告白する……。片岡千恵蔵が醜男の蠣太と、白ぬりの歌舞伎もどきの二枚目・原田甲斐の二役を演じた。音楽もショパンのピアノ曲を使ったり、演出に歌舞伎の様式美を取り入れたりと、数々の冒険がいずれも見事に決まっており、伊丹万作の才能の大きさが存分に味わえる。

上映情報

制作年・国
1936/日本
配給
千恵蔵プロ
上映時間
85分

キャスト&スタッフ

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