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ぴあ

タバコ・ロード

J・フォードは西部劇、戦争ものなど多彩な作品を送り出したが、この作品は、彼のもう一つの面で「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」などの系列に属するもの。戦後アメリカ映画が続々と公開される中、貧しいアメリカを描いているという理由から輸出されず、日本では1988年、製作以来実に47年ぶりに封切られた。1930年代のジョージア州の貧しい不毛の土地で暮らしている一家。老農夫のジーターは汚い小屋で生活している。一家は常にスキッ腹で、訪ねてきた娘が持ってきた“カブラ“を奪いあうといったありさまだった。頭のちょっと弱い長男、自称伝道師といった人間たちの生活を、ある時は冷静に、またある時は温かくユーモアを交えて描く演出は、美しい白黒撮影とあいまって一級品の出来。若い娘エリーに扮する若き日のG・ティアニーが美しい。

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